越前市議会 > 2022-02-24 >
02月25日-03号

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  1. 越前市議会 2022-02-24
    02月25日-03号


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    令和 4年 3月定例会         令和4年3月越前市議会定例会(第3号) 令和4年2月24日の会議に引き続き、令和4年2月25日午前10時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│           令和4年3月越前市議会定例会議事日程            ││                        令和4年2月25日午前10時開議 ││  第 3 号                                  ││ 第1 議案第 9 号 令和4年度越前市一般会計予算                ││ 第2 議案第10号 令和4年度越前市国民健康保険特別会計予算          ││ 第3 議案第11号 令和4年度越前市介護保険特別会計予算            ││ 第4 議案第12号 令和4年度越前市後期高齢者医療特別会計予算         ││ 第5 議案第13号 令和4年度越前市水道事業会計予算              ││ 第6 議案第14号 令和4年度越前市工業用水道事業会計予算           ││ 第7 議案第15号 令和4年度越前市下水道事業会計予算             │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第1 議案第 9 号 令和4年度越前市一般会計予算 日程第2 議案第10号 令和4年度越前市国民健康保険特別会計予算 日程第3 議案第11号 令和4年度越前市介護保険特別会計予算 日程第4 議案第12号 令和4年度越前市後期高齢者医療特別会計予算 日程第5 議案第13号 令和4年度越前市水道事業会計予算 日程第6 議案第14号 令和4年度越前市工業用水道事業会計予算 日程第7 議案第15号 令和4年度越前市下水道事業会計予算  =======================================3 出席議員(21人)     2 番 中 西 昭 雄 君         3 番 砂 田 竜 一 君     4 番 清 水 一 徳 君         5 番 桶 谷 耕 一 君     6 番 近 藤 光 広 君         7 番 橋 本 弥登志 君     8 番 小 玉 俊 一 君         9 番 加 藤 吉 則 君    10番 大久保 健 一 君        11番 吉 田 啓 三 君    12番 題 佛 臣 一 君        13番 三田村 輝 士 君    14番 安 立 里 美 君        15番 大久保 惠 子 君    16番 川 崎 悟 司 君        17番 城 戸 茂 夫 君    18番 小 形 善 信 君        19番 前 田 一 博 君    20番 前 田 修 治 君        21番 片 粕 正二郎 君    22番 川 崎 俊 之 君  ───────────────────────────────────────4 欠席議員(1人)     1 番 吉 村 美 幸 君5 議  事        開議 午前9時58分 ○議長(川崎俊之君) 皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議の欠席届が吉村美幸君から参っておりますので、御報告いたしておきます。  ================ △日程第1 議案第9号 ○議長(川崎俊之君) 本日の日程に入ります。 日程第1議案第9号令和4年度越前市一般会計予算を議題といたします。 24日に引き続き、区分2、歳出第5款労働費から第7款商工費までの質疑を続行いたします。 なお、その際の議案に対する質疑の方法につきましては前日と同様とし、各議員における質疑の制限時間は、それぞれ残された持ち時間により行います。 質疑に当たっては、該当ページを述べてから質疑に入ってください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) おはようございます。 私からは、今回2点、お願いをいたします。 まず、157ページ、158ページ、工業振興費の中の2番です。越前たけふ駅周辺整備推進事業についてということで、まずこの事業内容をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 越前たけふ駅周辺整備推進事業の事業内容についてということでありますが、その主な内容としまして、事業実施計画書作成業務委託料、次の160ページに5,000万円というふうな形で計上をさせていただきました。 この委託料の業務内容としましては、1つ目に測量データ、パイプライン、排水経路、地権者の意向調査結果など、まず土地の現況調査を業務とするものであります。 2つ目に、進出を検討する複数の企業のスペックやスケジュール、必要な環境等の開発計画の企業情報を作成するという業務内容であります。 3つ目としまして、立地想定エリアの検討とか、立地想定エリアを中心とした土地情報、街区割りなどの立地想定エリアの検討業務と、その大きな3つの柱であります。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 事業実施計画書作成業務委託料ということでございますけれども、この委託先はどこになっているんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) この委託先につきましては、戸田建設株式会社を考えておりまして、随意契約を想定、執行の予定でございます。 まず、その随意契約の理由を御説明させていただきますと、現在パートナー企業である戸田建設は先端の研究施設を誘致するため、既に取り組んでいるところもあるというところであります。 実施計画書の作成に当たりましては、戸田建設がその先端の研究施設誘致のためにいろいろ取り組んでるところから、それ以外の施設についても戸田建設に事業実施計画書の作成を委託することがスピーディーで、そしてかつ効率的であるというふうに考えられますので、当社、戸田建設へ委託をしていきたいというふうに考えているところであります。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 戸田建設ということで、昨年度からのパートナー企業と、基本締結もした企業でありますから、そういった形で順当にやられるんだろうというふうに思います。 そうした中で、以前戸田建設が入札といいますか、そのときに計画書出したじゃないですか。そういう以前戸田建設が出したあの計画書、広報にも載りましたけれども、そうしたものというのはどうなるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) あれは、パートナー企業という方を公募するためにそれぞれプロポーザルといいますか、公募をしてパートナー企業を選定したという経緯があります。その中で、戸田建設さんとしてそういういろいろな計画といいますか、提案をいただいたというところであります。そこはそれでそういう形で一旦切るという形でありまして、今現在市と戸田さんとやろうというところは、先日から御説明しているように短期、中期で具体的にできるところから着実に進めていこうというふうな方向で今作業を進めたいというふうに考えているところであります。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) それについては概要の14ページにも載っておるんですけれども、そうしますと、最初に三菱UFJ、あれの企画から戸田建設の構想といいますか、そうした中で、その基本的な考えというのはフォレストシティ&越前市版スマートシティという概念があったと思うんです。それはどうなるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) まちづくり計画の中でそういったフォレストシティ&スマートシティというふうな形で計画を策定してますので、そういったことについてはベースとしてあると。 ただ、その表現といいますか、今スマートシティというふうな表現をさせていただいても、今現在モビリティーに関するMaaSであったり、5G、6Gの情報の関係とか、脱炭素についても、今現在社会といいますか、世界といいますか、社会情勢が求めているというふうなことでありますので、そういった開発には今申し上げた具体的な話というのはもう既に現在そういう前提の中でいろんなまちづくりが進められるというふうに考えてますので、そういった方向の中で取組は進んでいくというふうに考えてるところであります。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 当初、大きな構想でありましたけれども、やはり確実にできるところからということでスムーズな進捗というものを期待しているところでございますけれども、またその中でゼロ予算でありますけれども、オープンイノベーション研究会の立ち上げというふうにありますけれども、戸田建設さんもオープンイノベーションの基地といいますか、そういったものも構想に入ってたと思うんですけど、この研究会というのはどういう構想なんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) もともとオープンイノベーション推進事業という形の中で私どもとしてはそういうプランを進めています。民間企業とか、そういう地元の伝統産業、いろんな大学等の専門の先生等と、また民間のいろんな開発関係者、そういういろんな方々とネットワークを組む中で、いろんな研究をできるようなそういうプラットフォームというものをつくって研究をしていきたいというふうな構想がベースにある中での、今ゼロ予算の中でそういうネットワークとか、そういうつながりとか、研究を進めていきましょうというふうな構想といいますか、システムを考えてるというところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 実際にそういう企業というか、そういった団体というか、そういったものというのはもうある程度名前というか、そういったものは上がってますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今の段階ではまだということで、今後もう少し精査しながら検討を進めていきたい、そういう構成メンバーについては今後検討していきたいというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 分かりました。 こうした実施計画書が作成された時点で、今度はパートナー締結という形になるって聞いてるんですけど、そういう順序でよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 去年のときには、実施計画書を作った上でもう一度パートナー企業協定といいますか、そういったものを結ぶというふうなことを考えてましたが、今現在できるところから具体的にやろうと、そういう情報、今先ほど申し上げたいろんな土地の情報であったり、進出企業の情報であったりとか、インフラ整備に必要な基礎的な土地の情報、そういったものを集めた実施計画書でありますので、その実施計画書を作った上でもう一度協定を結ぶというふうなことは今の段階では想定はしていません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 分かりました。 昨年の9月議会では中西議員の質問に対してそういう流れというか、そういったものがありましたんで、確認をさせていただきました。 続きまして、161、162ページ、観光費の中の2番、観光振興一般事務費ですけれども、この内容についてお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 観光振興一般事務費852万1,000円でありますが、その中で特に御説明させていただきたいという内容につきましては、主な内容でありますが、観光情報分析等業務委託料というふうなことがありまして、この中で観光振興プランについてこの委託料を使う中で策定をしていきたいというふうに考えてるところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) この観光情報分析というのは、これ何年かずっとなかったんですけれども、今年予算に上がってきたということは何年かの計画を基につくるということなんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 少し観光振興プランについて御説明させていただきたいというふうに思います。 市総合計画に位置づけられている個別プランということになりまして、今現在のプランが平成29年度から4年度まで、北陸新幹線開業を見据え、そしてその開業までに行う本市の観光振興に係る事業計画というものが今現在あります。 この終期が、令和4年度に終わるということでありますので、来年度にプランの改定作業を行う費用という形でこの観光情報分析等業務委託料を計上させていただいたというところであります。 この計画でありますが、次期計画では計画期間は令和5年度から9年度までの5年間、北陸新幹線越前たけふ駅開業を見据えたプロモーションとか、アフターコロナ時代の新たな観光需要に対応する事業の実現に向けまして産業観光とか、歴史文化、本市の強みを生かした計画づくりを総合計画と連動させながら行っていきたいと、ベースはこういったベースがありますので、それに伴う委託料というものを計上させていただいたというところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) この委託先というのはもう決まってるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今想定をしているところを少し御紹介させていただきますと、これまで平成30年度と令和4年度に丹南地域周遊・滞在型観光事業と、そして令和元年度と2年度にインバウンド事業で実施したオンデマンドバス運行の二次交通実証実験、ここに関わっていただいた事業者がいいのかなというふうに今考えているところでありまして、これまで携わっていただいたので、本市での業務に従事しているということで現状の課題とかを把握しているということで、そういった意味では迅速に事業の推進を図っていただけるかなということで、これまで携わっていたところを今想定はしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) この分析業務が終わって、今度観光振興プラン委員報酬というのがあるんですけれども、委員というのは何名か選出した上で、その観光情報分析のそれを見ながら作成していくということなんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 市観光プランの作成に当たりましては、観光プランの計画策定委員会というものをつくってやっていきたいというふうに考えています。これは附属機関に位置するというふうな形になっておりまして、報酬については条例の規定によりまして日額7,700円というところで算定させていただいてますが、またその委員についてはこの附属機関の管理条例に基づいて、市観光振興プラン策定委員会の委員というものがあるんですが、10名以内というふうに決まっております。そこで、その報酬でお願いするということについては外部の方ということになりますが、例えば市観光協会、伝統産業関係者、宿泊事業者、料理業組合とか、公共交通事業者など観光関連事業者、また、その委員の中には県とか市の行政関係者、そういったメンバーも入れながら策定委員会というものをつくって、年何回か開催をして観光プランをやっていきたい。また、当然パブコメ等も行って、議員各位からも御意見いただく中で策定してきたいというふうに考えているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) この観光振興プランというのはほかの自治体でもつくっていることなんですけれども、福井市でもありますし、そうしたところで結構しっかりとした計画の下でつくられているなというふうに認識してるんですけれども、今回の観光振興プランも5年度から9年度、5年間ということですから、具体的にしっかりとしたそういうプランを構成しようということで、その委員の方も分析業務と並行して一緒にやっていかれるのか、それとも業務が出てきてから策定委員会を開くのか、並行してやられていくんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 結論から申し上げると、並行してというふうな話になりますので、年4回程度、その1、2、3、4という形の中である一定の期間を作業に合わせながら、随時プランの作成について検討いただくということになりますので、そういった方向の中でこれまでの計画策定プランのスケジュールに合わせた形で行っていきたいというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) この策定プランにおける概念といいますか、つくるんであれば一般の人であれ、どこの人であれ、来てよし住んでよしというような、そういう概念というものがあろうかと思うんですけれども、今回市長の掲げる文化県都宣言に照らせば、この地域の社会的文化的ステージをアップさせるための手段として観光というものを考えるのが自然だと思うんですけれども、そういう概念とか、そういったものはおありなんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 予算の概要の8ページの中でも少し御紹介させていただいているんですが、アフターコロナの観光需要とか、インバウンドの回復を見込んで産業観光や歴史文化など、本市の強みを生かした計画づくりをしたいと。その一つの計画の推進のプランというか柱、たたき台でありますけれども、越前をキーワードとしたプロモーションを行っていくとか、伝統産業を核とした産業観光、ウォーカブルな観光、食、歴史文化、そして二次交通を活用した広域観光、こういった視点を入れながら、各計画策定委員会の中で各委員から御意見いただきながら、皆様からも御意見いただきながら、1年間かけてプランをつくっていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) 国の予算を3億円近くかけてインバウンドの事業というものをやってきたわけなんで、そうしたところでそういったノウハウとか、そういったものもぜひとも活用していただいてよりよいものをつくっていただきたいなというふうに思うところでございます。 それと最後に、県の観光連盟負担金ほかって書いてありますけれども、30年度から400万円ほどアップしてきたんですけれども、これはどこの負担金なんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 県観光連盟負担金ほか501万7,000円ということの内容についてでありますが。 少々お待ちください。すいません。 その501万7,000円の主な内容としまして御紹介させていただきますと、県の観光連盟負担金というのは20万7,000円でありまして、一番大きいのは丹南地域周遊・滞在型観光推進事業負担金、これが419万8,000円という形になってまして、そのほかにもふくいやまぎわ天下一街道広域連携協議会の会費であるとか、北陸国際観光テーマ地区福井地区推進協議会負担金23万7,000円等々ございます。大きなものは丹南地域周遊の滞在型周遊事業負担金が主な内容であります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) この丹南地域周遊というのは、丹南地区、2市3町のところで負担金を分担しているということで考えてよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) もう少し御説明させていただきますと、これは全体の事業費1年間で2,000万円ということになってまして、2分の1は県の補助金があります。残り1,000万円について、今この丹南広域に加盟してる2市3町で分担をしてまして、越前市の割合としては41.98%ということで419万8,000円というふうな形になっております。 事務局は、3年度、4年度については鯖江市のほうで行うというふうな内容でありまして、事業計画の内容を御紹介しますと、丹南地域観光資源の磨き上げ、観光ルートの実証とか、タクシープランの実証、観光素材集の製作、体験施設のじゃらんクーポンの支援、招聘ツアー、こういったことを丹南のみんなと一緒になってやるというふうなことであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) この予算については、ずっと今後続くということで考えてよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 失礼しました。 平成30年度から、令和4年度で一旦この事業は終わるというふうな事業内容になっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 清水一徳君。 ◆(清水一徳君) せっかくそういう磨き上げということであるならば、そうしたこともしっかりと検証しながらやっていっていただきたいなというふうに思います。 以上で私の質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) おはようございます。よろしくお願いをします。 昨日、小泉部長の質問に対する的確な回答を久々にもらったかなと思いますので、今日も理事者の皆さん、ちょっと時間がないので的確に回答をお願いしたいと思います。 予算説明書の145、146ページです。 農業振興費のところですが、ここの説明の新規就農者支援事業、この事業の内容についてお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) この新規就農者支援事業といいますのは、就農直後の不安定な時期から経営が軌道に乗るまでの期間、最長5年間、これにつきまして国や県の事業を活用し、支援を行うものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 今回の予算の内容、補助金と人材投資資金とありますが、これ、内訳、内容をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 令和4年度の新規就農につきましては、予定は1名ということになってございまして、この方につきまして既にこちらのほうで就農を予定をしていることから計上し、もう一方、今後可能性を信じながら1名計上をしているといったことになってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) その1名というのは、どこでどういう内容の農業かというのは今お話しはできますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) この方につきましては、就農開始2年目の方でございまして、今現在されているものといいますと園芸関係というふうに記憶をしてもございますが、すいません、今ちょっと果樹ということで、果樹の種目につきましては、ごめんなさい、今手元にございませんので、その旨の回答とさせていただきます。申し訳ございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) ここの新規就農者の支援事業は、県とともに連携して新規就農者を支援するという事業かなというふうに思ってます。 これまでも、昨年の予算も350万円、同じ内容で、また準備期間もあるので1人が今年度予定をしているということです。令和2年度は450万円の予算計上があって、決算的には260万円ほど、人材投資資金ということで支出をしているという、新規就農者が1名ほどはというか、そういう実績があるのかなと思っています。 先ほどの予定があるということは、令和4年度じゃなしに、令和5年度の対象になるということでの予定者ということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) すいません、申し訳ございません。訂正をさせていただきます。 令和4年度の350万円でございますが、300万円につきましては人材投資資金ということでお二人分予定をしてございます。お一人が就業開始2年目の方、もう一方につきましては令和4年度から就農されるといった方についておのおの150万円ずつ、300万円、また来年度新規就農される方に対する機械導入、こういったことで50万円の補助、計350万円となっています。申し訳ございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 商工業部門で、越前打刃物も若い人がかなり就業されて、それがいろんなところで注目を浴びて打刃物業界も活性化してきたという、そういった実績もあったりして、やっぱり若い人がそれぞれ就業してそれを継続してやっていくということについては非常に世間的にもそのように注目を浴びて、その事業も含めて、産業も含めて継続する、持続可能なものになっていく要素が大きいというふうな思いをしています。 先ほど、1人150万円ということなんですが、これは単年で終わるものなんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 最大5年間、150万円が支援されるということになってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 農業といいますと、やはり機械、設備の償却でいくと水稲関係、水田だったら5年から7年、長くて10年ぐらいで機械設備を更新しなければいけないということで、例えば水田でしたら結構な、1,000万円近い投資をしないとなかなか水田を維持できないという、そういった事業内容になっていると思います。その中で5年というのはなかなか厳しいものがあるかなというふうに思ってます。現在の農政を取り巻く状況から見ると非常に厳しいというところがあるので、新規就農者が将来にもわたって希望を持って就農できる、営業できるという、そういった仕組みが何かないかなと思うんですが、これは県とか国のほうの支援も受けての話なんですが、いかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 今ほど申し上げたとおり、新規就農者支援、これは国、県の事業を活用すると最長5年となってございます。ただ、その後につきましては、市の認定農業者、こちらのほうに移行していただいて農業の担い手として営農していただく、そのことからこれまでも施設整備や機械導入、こういった支援を継続して行っているといったところでございます。 今御指摘のとおり、新規就農者、来年以降本市のほうで希望されているといった方の中に県外出身の20代の方がいらっしゃいます。この方は、本市の環境地方型農業に興味を持たれ、この春から本市に移住をし、有機農業の米作り、これをしていきたいということで地域の生産者団体や県との協議を進めてきています。こうした意欲のある若い世代の方が将来本市において地域農業における担い手として活躍していただけるよう、新規就農支援事業の受給期間、この5年間はもちろんのこと、その後の農業経営につきましても国、県と連携しながら支援をしていきたいというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 今の農業をめぐる状況は非常に厳しいので、新しくされた、特に今県外からというお話ですので、若い方だろうと思いますが、その方がずっと将来にわたってこの地で、環境農業というのはなかなかまたそれも厳しい農業なので、それを応援できる、支援できる体制、仕組みを国、県も一緒になってやってもらいたいと思ってますので、その点強く県、国のほうに要望しながら、連携しながらやっていただきたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 私のほうからは、予算書144ページの3、労働者融資事業の中の一番下の生活安定資金預託金3,000万円、これについてですが、この部分については北陸労働金庫等で自治体提携ローンということで大変利用されているローンかなというふうに、その原資になる金額であります。 この部分において、昨年度というか、前回は5,000万円だったんですが、今回3,000万円に落とされているというか、少なくなっています。その理由をお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 労働者融資事業につきまして、今議員さんがおっしゃられたとおり、県、各市町、北陸労働金庫が提携して融資している生活安定資金であります。 この預託金について、今年度は5,000万円、来年度は3,000万円ということで2,000万円減額しております。 その理由として、ここ数年の融資実績の落ち込みがかなりありまして、平成30年頃については1億円を超えてたんですけれども、元年が7,000万円、2年が4,000万円、今年も今のところ2,500万円程度ということで、なかなか融資が伸びてないというところであります。 ただ、この生活安定資金については、医療資金とか、教育資金、あと冠婚葬祭とか、そういった生活に非常に重要な資金であり、低利で融資するという目的がありますので、そういった融資実績に応じながら、しっかり制度として維持していきたいというふうには考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 これは、2008年のリーマン・ショックのときとか、大変多くの労働者がこの部分を利用して生活を支えた、原資になった部分でもあります。労働者にとっては大変重要なローンかなというふうに思っております。 今ほど、理事の説明のように、減っていっているというのはなぜかなというふうに思ってはいますが、これは3,000万円ということはこの枠内でローンをされる、それで超えるともうそれで打切りということでプラス補正はないんですよね、この部分については。そのあたりをお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) これまでも、融資が多いときは追加融資ということで原資を確保してから融資するという制度になっておりますので、必要があればしっかり追加していきたいというふうには考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。ぜひ、今後ともよろしくお願いします。 続きまして、その下のほうになります、雇用促進対策事業、これの部分について3点ほどありますが、御説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 雇用促進対策事業につきましては、まずメディア活用情報発信等委託料として、ウェブサイト越前WORK魂の運営に係る経費で、市内中小企業で働く若手の従業員にスポットを当て、地元企業で働く魅力を情報発信しております。今年度は3社を追加し、延べ27社を掲載し、地元の企業の情報を広くPRしているところであります。 また、出前企業説明会事業としまして、丹南地域以外の職業系高校生向けや理工系大学進学予定の高校生向けに市内企業の職場見学会を開催しております。 さらに、例年は大手企業が県外で開催する企業説明会に市も同行しまして、本市での仕事と居住を一体とした説明会を合わせて開催しているところであります。 さらに、UIJターン就職奨励金としまして、県外から移住し、市内企業に就職された方を対象に10万円、配偶者及び扶養家族1人当たり5万円を加算し、上限で20万円の奨励金を交付しながら、UIJターン、就職を奨励しているという、推進しているというところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) それでは、今ほどのUIJターンの奨励金ですが、実績をお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) UIJターン就職奨励金の実績につきましては、昨年度は11件の申請で23人が移住し、奨励金は160万円を交付したところであります。今年度、17件申請で30人が移住し、奨励金のほうは230万円を見込んでおります。昨年と比較しまして、8人の移住増を予定しているというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 昨年の12月の福井県の有効求人倍率は、1.82倍ということです。これは23か月連続で全国1位の数字であります。これだけ人がいない状況が続いているわけでありますが、この状況をどのように考えますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 本市の雇用情勢については、12月の有効求人倍率も2.05倍と上昇しており、コロナ禍の状況でありますけれども、求人は増加し、求職者は減少しているという傾向であり、中小企業を中心に人手不足感が強まり、雇用が充足されないことが大きな課題であるというふうに認識しております。 このようなことから、雇用確保は急務でありますので、本市としましても労働力確保のため、UIJターン就職奨励金の活用をはじめ、本市と市内企業の魅力について越前WORK魂により全国に情報発信を行っているほか、商工会議所、商工会と連携し、市内高校生を対象とした職場見学会や定着化セミナーの開催、または理工系大学への進学を予定する県内高校生を対象とした企業見学会を開催するなど、引き続き積極的な雇用対策の推進事業に取り組んでいきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 福井県内でも、こういう言い方悪いんですけど、人の取り合いなんです、企業で。企業から企業へ人が流れていってる状況が現在も続いている状況です。 後ほどの企業誘致事業でも質問しようと思ってたんですが、今越前市内で新幹線の駅前で企業誘致をしようという動きがありますし、それだけ企業誘致しても、人がいなければ本当に企業が出てくるのかという思いがあるんです。これだけ有効求人倍率が福井県高いとなると、経営者もそういったところは見てるんです、もう人がいないよというのは分かってると思うんですが、そういったことも含めて企業誘致をこれから進めるに当たり、この雇用というものについてどのように考えていますか。市長、もしよかったらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山田市長。 ◎市長(山田賢一君) 人手が足りないというのは一つあるんですけれども、もう一つはミスマッチって問題があります。有効求人倍率が高い職種、業種と求めてもなかなか得られない仕事というのがある。今市内に仕事がないために外に出ていっている人たちが求めるようなタイプの仕事を誘致することによって、人と企業をセットでこの越前市に根づかせる、こういう考え方で進めないと、従来型の工場誘致とはやり方を変えていかないと雇用の確保と定住人口の増加というものを同時に両立することができない、非常に難しい課題ではありますけれども、そういう方向で企業誘致を進めていきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 市長の言われることもよく分かります。 ただ、現場スタッフといいますか、現場の職種というのはなかなかこれも低いんです、求人が低いというか、行きたがらない。やはり事務とか、そういったところに行きたい、増えるというところなんですが、現場スタッフがいないというのが、労働人口、これが少ないというのが難しいかな。ですから、外国人労働者に頼らなければいけない現状というのが今実際に起こっているわけなんです。そのあたりも含めて、企業誘致を進めるに当たり、労働人口を増やす、そういったのも並行して進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 続きまして、156ページ、158ページになるんですが、アフターコロナ経済対策事業、えちぜんし割クーポン発行事業業務委託料7,770万円についての説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) えちぜんし割クーポンの発行につきましては、県の消費応援キャンペーンのふく割の仕組みを活用しながら、市内小規模店での個人消費の拡大を図る事業であります。 このクーポンは、市内の登録店舗で税込み2,000円以上購入した場合、500円を割り引くクーポンであります。利用いただける店舗は市内に店舗を有し、ふく割の中で小規模店として登録された店舗で、今420店舗が登録されているという状況であります。 新年度におきましては、さらにえちぜんし割、マスク宴会割クーポンを新たに追加します。このクーポンにつきましては、市内の料亭をはじめ、大人数で飲食ができる県のマスク会食割の登録店で、10人以上のグループが5万円以上の飲食をした場合に1万5,000円を割り引くクーポンであります。新年度におきましてこの2種類のクーポンを発行し、個人消費の拡大を図っていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 今ほどの説明で、このマスク会食の10人以上の場合の食事って、なかなかこのコロナの状況ではそういった予約すらできない状況でありますが、どういうふうに進めていくのかなというふうに思っております。 大変この事業は人気があるということで、すぐにそういった予約というか、クーポンが取れなくなるという声を聞くんですけど、そのあたりどのように考えていますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) えちぜんし割クーポンにつきましては、皆様から御好評いただいており、毎週金曜日の10時に発行しておりますけれども、午前中には発行の上限枚数に達して発行を終了しているという状況が続いております。 以上であります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) そうなんです、そういうことなんです。それの対策をどのように考えているかというのを聞きたいんですが、例えば使うときに発行してもらうとか、県がこれを進めてる部分もあるんですけど、そういった対策は今後考えられないんでしょうか。お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) えちぜんし割クーポンにつきましては、取得希望者の需要に応じた発行枚数となっていなかったということが課題でありますし、クーポンを取得しても実際に使用される方が2割から3割程度というところでありまして、こういった点から、実効性のある運用ができないかということで今検討しているというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) そういう状況でありますが、せっかくこういったいいことをやりますので、使われないともったいないですし、前回補正をかけたのは使われなかった部分はまた出しますということで補正かけられてましたけど、そういったのはなかなか県のほうも考えてやってらっしゃいますので、そういったところも見習って少し対策を考えていただきたいなというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 事務局のふくいデジタルバウチャー推進協議会では、こうした状況を踏まえまして、今利用者の皆さんにアンケートを送っているということもありますし、ふく割前提としての対応を検討し、県が発行するクーポンにおいては2月11日からクーポンの発行スケジュールとか、使用期間を変更しております。 今後、この制度変更の周知状況とか、利用者側の利便性、またシステム側の機能性、運営側のオペレーション、そういったものを総括しながら、新たな仕組みの実効性を確保し、安定な運用が担保された場合にはえちぜんし割においてもこの新たな運用に変更していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、予算書158ページ、企業誘致事業です。今ほど5億4,870万円、この部分について、これまで説明があったとおり、今年度は企業誘致事業で進めていくということなんですが、時間がないので飛ばして質問しますが、越前市内には工業地域、また準工、こういった地域はなかなか工場を拡大しようにも難しい状況にあると思います。そういったところをどう考えますか、お教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 本市の工業地域としましては、旧国道8号沿いや信越化学工業一帯、大塩、池ノ上、大虫、国高北部、北日野、味真野、今立と、工業団地などが指定されているところであります。 また、準工地域につきましては、幹線道路の沿道沿いに多く指定されており、国道8号や旧国道8号の沿道、問屋団地周辺、福武線の家久駅や北府駅周辺に指定されているほか、今立市街地の南部、味真野市街地の北部が指定されているところであります。 しかし、現在の工業地域や準工業地域において、一定規模の生産工場を立地しようということはかなり厳しいところがありますので、令和2年3月の市産業活性化プラン第3次改定におきまして、企業立地のニーズに迅速に対応できる新たな産業集積地を検討し、短期、中期的に整備するエリアとして越前たけふ駅周辺エリアを、また臨機に拡張するエリアとして国道365号、旧広域農道沿いのエリア、この2つのエリアで対応していきたいというふうに考えているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 今後を考えていただけるということですが、目の前に迫っています新幹線の駅前の企業誘致でありますが、この企業誘致についてはこれまでの誘致事業についての補助金プラス何かアルファというか、この部分についての事業的に変わったところというのはあるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 越前たけふ駅周辺で企業、人材が集う高次機能の集積に向け、まずは先端の研究施設の誘致に取り組む方向性を示しているというところから、現在は市内全域を対象に試験研究所の立地を支援しておりますけれども、これについて越前たけふ駅周辺での先端の研究施設については支援制度を見直していきたいなというふうなところで今検討してるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 研究施設のみということなんですが、生産施設へのそういった見直しはないんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 越前たけふ駅周辺の企業誘致につきましては、企業、人材が集う高次機能の集積に向け、段階的に誘致してまいります。 その中で、短期、中期での誘致を目指す産業として、先端の研究施設、ホテル、飲食施設等商業施設、食と農の関連施設、異世代交流拠点の誘致を進め、まずは先端の研究施設の誘致に取り組んでいきます。今後はこれらの誘致状況を勘案しながら随時支援制度を検討し、着実な誘致に努めていきたいというふうに考えてるところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 最後に、今立工業団地のほうも全て誘致が埋まった状況にあるんですが、ああいったところにおいてももっと広げてほしいという要望の声があるんですが、そういった状況はもう今後は考えられないんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 今立工業団地内の分譲地につきましては、836平米、1区画が残っておりますけれども、現在売却協議を進めているところであります。 また、今立工業団地周辺では、企業において必要に応じながら拡張工事が随時進められているという状況でありますので、本市として追加での産業団地の造成は検討しておりません。 ○議長(川崎俊之君) いいですか。(「以上です。」と呼ぶ者あり)(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) おはようございます。 ただいまの2区分、款6の農林水産業費について、2点だけお聞きをしたいと思います。 まず、予算書150ページの上のほう、17番、鳥獣害防止対策推進事業について、この内容を御説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 農作物鳥獣害防止対策推進事業でございますが、令和4年度の対策として大きく防除と捕獲に分けてございます。 まず、防除の主なものといたしましては、ワイヤーメッシュや電気柵の設置、そして大規模緩衝帯の整備となってございます。 事業の内訳といたしましては、高さ1.2メートルのワイヤーメッシュ柵、これを9集落で約5キロ、高さ2メートルのワイヤーメッシュ柵を22の集落で約10キロ、電気柵につきましては9集落で約10キロ、山際を幅10メートル程度刈り込むことで獣類の集落への侵入を防ぐ大規模緩衝帯、これを3集落で約3.7キロの整備をする予定となってございます。 また、集落が行うツキノワグマの対策として、県の事業を活用した誘引樹木伐採事業、これにつきましても13の集落で予定をされてございます。 次に、捕獲につきましては、猟友会などで構成をする市鳥獣被害対策実施隊、こちらに対するニホンジカ400頭、イノシシ200頭を目標とした捕獲の報酬費、またハクビシンなどの鳥獣類の捕獲後の処理費、こういったものにも計上したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 少しずつ充実をさせていただいてるということなんですが、鳥獣被害については農作業をしている方だけではなくて、農村部に行くと、お年寄りが自宅周りの畑等でも大きな被害を受けて生きがいをなくするとか、体を動かす機会がなくなるとかということにもつながってるわけなんです。 令和4年から体制も少し変わるということなんですが、その内容を少し教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 今、議員御指摘のとおり、市内全域鳥獣害の被害が出てるといったことから、本市におきましては昨年7月から新たな組織として市獣害防止対策ネットワーク、こういったものを関係団体とともに立ち上げをしたところでございます。 この市獣害防止対策ネットワークでございますが、7月に組織化をするまでの間、事務局の体制、こういったものの協議を進める中で、これまで委託先であった越前たけふ農業公社、こちらのほうとの協議の中で、この農業公社の事務局長1名、そして職員4名を新しいネットワークという組織に採用することとなりました。そして、これまで事務所につきましては越前たけふ営農センター、こちらのほうをお借りする形で業務を行ってきたところでございます。今回事務所を移転をするといったことになりまして、これまで市の施設を中心に維持経費ですとか、改修工事費、利便性を総合的に検討した結果、市の公共施設である春駒、こちらのほうが他の施設との比較においても最も適した施設というふうに判断をいたしまして、当面の措置として4月から春駒にこのネットワークの事務所を移設するということになってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 春駒を拠点に少し体制を充実させるということですが、様々な被害を受けてるんですが、昨年度、令和3年度の被害、どの程度報告があるのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 令和3年の鳥獣被害でございますが、福井県農業共済、こちらのほうの水稲被害申告によりますと、被害面積は5.2ヘクタール、被害金額は353万5,000円とお聞きをしてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 令和4年度の目標であったり、防止対策についても詳細に説明をいただきましたんで理解をさせていただきましたが、この被害については思っていたよりも少ない感じがします。それはなかなか畑等の被害が、とりわけ山際の家庭菜園、こういったところの報告は共済ではなかなか把握し切れないということがあると思いますので、そういったところはなかなか報告には上がってこないと思いますけれども、そういったこところに被害があるんだということも認識しながら、また対策の充実をお願いをしていきたいなというふうに思っております。よろしくお願いします。 予算書154ページをお願いします。 下のほうに、森林環境譲与税基金事業についての予算が6,777万円計上されておりますが、この内容について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 令和4年度の森林環境譲与税、この事業につきましては、まず森林の維持管理、これにつきまして所有者に意向確認する森林意向調査、これを委託としてお出しをします。また、補助事業といたしまして、国の補助とならない5ヘクタール未満の森林整備、これを行うために間伐材の生産ですとか、作業路の開設、また不用木等の伐採除去、こういった事業を展開をします。 また、森林施業者に対する支援といたしまして、安全衛生備品の購入補助、作業機械のレンタル補助、さらには木材の普及啓発に関する支援として木育環境整備事業を展開をしていきたいと考えてございます。 また、昨年に引き続き、林道維持の活動に対する支援として林道維持管理支援、こういったことを行いながら、令和4年度からの新規事業が2つございまして、林業に従事する方の資格を取得をする、この補助するといったことで資格取得費用の助成、これは受講料または受験料の一部の補助でございます。これと開設後5年を経過をした作業道の機能を回復する事業、この事業といたしまして森林作業道修繕事業補助金、この2つを新設をし、取組を進めていきたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) これは、元年度からスタートしたんだろうと思いますが、当初はどの程度基金を積み立てるのかなと思ってましたが、令和2年度から少しずつ活用を始めてきております。いよいよ少しずつその活用の幅が広がってきたのかなと思いますが、今説明をいただきました意向調査についてですが、この意向調査というのはもう少し具体的に教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) この意向調査といいますのは、今回の森林環境譲与税、これの大きな目標である森林整備につながるものとなってございます。 国のほうでは、人工林につきまして所有者の方の今後の維持管理の意向確認をするということから、この整備に進めていくということで、まず本市におきましては令和2年度から対象とする人工林について所有者の方に維持管理についての意向を調査をしているところであります。今後、これは5か年計画で実施をし、この意向を基に今後の譲与税を活用した森林整備、こういったことにつなげるということになってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 2年から始まって5か年計画ということは、市内で森林を所有している人については6年度までに少なくてもその意向調査で何らかの連絡があって、意向が把握されるという、そういう認識でよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) まず、この意向調査の対象とする5か年計画は、武生地区と今立地区の両方でおおむね50ヘクタール、これを対象とするので、1年間で100ヘクタールになります。これを5か年でございますので500ヘクタール、現在本市における人工林の未整備の面積、これは約2,000ヘクタールございますので、これを4回繰り返す、つまり5年の4回で結果的に20年かけてこれらの整備をするということにつながるというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) ということは、森林所有者については20年かかると、こういう認識でよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) あくまでも、これは森林環境譲与税を活用した小規模なものをする場合ということでありますので、それと並行して国、県の事業を活用する大規模な森林の整備、これは並行して実施をしていくということになります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 なかなか広大な面積ですので、そう簡単には計画どおりにはなかなか進まないのかなと思いますが、この中で規模の大きい小規模森林間伐促進事業についてもう少し説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) この小規模森林間伐促進事業、これにつきましては、対象とするものがまずは人工林であること、そして5ヘクタール未満の森林というのが対象になります。そして、その主なものといたしましては、その森林の間伐材を生産をすること、また作業道、これを開設をすること、また不用木等について伐採除去をする、この3つを1つの事業として展開をしているところであります。 例えば、最近の例でいきますと、台風とか、そういった状況の後、電線がどうしても樹木に引っかかる、危ないといった状況のときに町内からの御要望に沿ってその木を伐採をする、こういったことにもこれを活用してるという状況にございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、令和4年度は市内で何か所ぐらい計画をされているんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 間伐材生産につきましては15ヘクタールを、作業路については1,500メートルを、また不用木等の除去につきましては10か所程度予定をしているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 以上で質疑は終わります。 ○議長(川崎俊之君) ここで暫時休憩をいたします。 再開は11時10分といたします。       休憩 午前10時59分       再開 午前11時07分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 区分2に対する質疑を続行します。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 引き続き、当初予算案につきましてお聞きしたいと思います。 予算書の156ページになります。 説明の一番下、6、アフターコロナ経済対策事業なのですが、ページおめくりいただきまして158ページの一番上から4行目、頑張る商業者イベント賑わい創出支援事業補助金1,000万円、こちらの事業につきまして内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) この事業につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を払拭する取組として、市内の5事業者以上の商業者や同業者が連携して行うイベントやキャンペーンなどの誘客事業を支援し、売上拡大につなげようと新たに創出した事業であります。 イベントを実施する際には、ウォーカブルなまちづくり、伝統産業のPR、子育て支援など、市が推進する事業と連携する企画を事業に盛り込むことを要件としており、市の施策の推進とともに新規の顧客確保にもつながるよう対応するものであります。 補助対象経費としましては、会場設営費、イベント経費、景品代、広告宣伝費などとし、補助率は4分の3、補助対象限度額は100万円となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 地域消費促進のためのイベントとか、キャンペーンを支援するという新規の事業ということで、幾つか要件もあるというお答えいただきましたが、例えばですが、小さい店舗の小さいイベントでもこの補助金の対象にしてもらえるのか気になるところでございます。どれくらいのイベントの規模を対象としているのか、教えていただきたいのと、またこの補助金の支援につきまして相談体制というのは整っているのか、教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) イベントの規模でありますけれども、それは特に制限はございません。ただ、その5事業者以上という事業者の数の規定がございますので、そういったものをしっかり対応いただきたいと思います。商店街や地域の商業者グループ、また同業者のグループなどが連携を深めて新型コロナウイルスの感染拡大の厳しい状況を乗り越えていただきたいというふうに考えております。 この事業に対する相談については、産業政策課、または商工会議所や商工会などにも御相談いただけるよう対応してまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) イベント開催に関わる支援の補助金ということなんですが、今コロナ禍となってコロナ感染も広がってるような中で、イベント開催というのはなかなかハードルが高いんじゃないかなというふうに思います。 イベントとか、キャンペーンの開催に当たりまして、感染症対策というのが必要になってくると思うんですが、そういった感染症対策につきましてもこの補助金の対象になるのか、また、あとほかの支援事業いろいろあると思うんですが、そちらと併用できるのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) イベント開催の際の感染症対策に係る経費についても補助対象となります。 また、この事業は集客事業に対する支援であり、本市の事業であります電子クーポンえちぜんし割などの割引クーポンとの併用については可能であります。ただし、国、県の事業との併用につきましては事前に御相談いただければなというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) コロナ禍の中で、市民感情といいますか、なかなか市民の方の気持ちが沈んでいるような状況で、こういった商業者と市民が元気になるようなイベントの支援というのはぜひとも進めていただきたいというところでございます。先日、2月23日に中央公園のほうでイベント開催されましたけど、雪の中でも結構好評だったというふうに感じておりますので、ぜひともしっかり支援していただきまして、こういったイベント開催に向けた事業というのはしっかり進めていただきたいなというふうに思うところでございます。 次に行きますが、次に観光振興プラン関連としまして、観光情報分析等業務委託料というのを聞こうと思っていたんですが、先ほどの清水議員の質問の御答弁で理解できましたので、こちらにつきましては割愛させていただきたいと思います。 次に、166ページになります。 こちらの10番、北陸新幹線開業機運醸成事業1,500万円です。こちらの事業内容につきまして教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 北陸新幹線開業機運醸成事業ということで1,500万円、その内容でございますが、まず1つ目に本市における住民への新幹線開業の機運醸成を図るため、令和5年3月下旬に道の駅越前たけふにおいて開業1年前のイベントを開催するというふうなことを計画をしております。 この事業につきましては、県が新幹線開業機運醸成事業の一環としまして、カウントダウンイベントを実施する県外の新幹線駅を設置する4つの市を対象とした北陸新幹線開業スタートアップ事業補助金、これ補助率2分の1で補助の上限500万円という内容でありますが、この県補助金を活用して行うというものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) イベント開催事業の補助金ということで、1,000万円というふうにそこそこの金額、予算が充てられているんですが、このイベントというのはどういったイベントでどれぐらいの規模なのか、また開催回数とか、開催時期など、今考えてることがありましたら内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 新幹線開業1年前となる令和5年3月下旬に、越前たけふ駅、道の駅がオープンを予定してるということでありますので、これに合わせまして道の駅周辺を会場としてカウントダウンイベントを実施するという予定であります。令和4年度におきましては、その節目イベントとして道の駅での事業を想定してまして、その道の駅で行うイベントの内容として4つの観点、4つの案を考えているということであります。 まず1つ目でありますが、新幹線開業をPRするものとして、新幹線の越前たけふ駅の駅舎の見学等ができないかというところを今、調整が必要ですが、検討しているというところであります。 2つ目に、道の駅越前たけふ開業をPRするものとして、道の駅テナントの皆さんによる物販販売会、こういったものを予定をしていると。 3つ目に、市民の皆さんに対しまして観光の体験機関の提供として、丹南地域の伝統工芸の体験とか、道の駅と伝統工芸を結ぶツアー、そういったものを実施をしていきたいと。 4つ目に、当該イベントの参加者層の拡大を図るものとして、ステージイベントとか、各種キャンペーン、こういったものを行っていきたいというふうに考えているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) カウントダウンイベントということで、4つの具体的な案を今お示しいただいたんですが、そういったイベントの開催を考えてるということなんですが、このイベントにつきましては、まず市民の方へアピールが必要だなというふうに思うんですが、市外とか県外の方にもアピールする必要があるんかなというふうに思うところです。市外、県外の方につきまして、このイベントの情報発信につきましてどういったお考えがあるのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 本イベントのPRについては、新聞、ウェブ、そしてコマーシャル等広告媒体を活用しまして広く市内外へ情報発信を行ってきたいというふうに考えております。 また、県とそして本市以外の県内駅設置3つの市、福井市、あわら市、敦賀市、そういったところと連携し協力しまして、県内外でPRすることで本イベントへの誘客を図っていきたいというふうに考えているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) またコロナの話になるんですが、やっぱりコロナ禍の中ではその状況によったらイベント開催が危ぶまれるようなことも考えられると思います。そういった感染症対策とか、コロナ禍の中での開催につきましてお考えがありましたら、お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。
    ◎産業環境部長(奥山茂夫君) イベント開催の是非や規模につきましては、感染状況、特に国、県の警戒レベル等を十分考慮しながら、中止や規模縮小、そういったことを視野に入れて慎重に対応、判断していきたいというふうに考えております。 また、イベント開催当日に当たりまして、実施するという前提でありますが、会場における感染症対策は十分行って、徹底した感染対策を行いながら実施していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 映画「おしょりん」ということを聞きまして、旧谷口家が撮影現場となることから、映画などによる情報発信の支援も考えてられるというふうにお聞きしましたが、どういうふうな支援を行うのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) まず、この映画「おしょりん」を少し御紹介させていただきますと、福井県を舞台に眼鏡産業を地元に根づかせることに心血を注いだ人々の物語を描いている映画ということであります。ちょうどおととい、2月23日に勝山でクランクインしたという報道が昨日されたところであります。令和5年春に全国公開が予定されているという映画であります。 この撮影におきましては、旧谷口家住宅、ここをロケ地として活用するというふうなお話を聞いています。また、劇中の道具に本市の伝統的工芸品、そういったものを使用するということ、また脚本の方が関えり香さんという越前市出身、また出演俳優の方も酒井大地さんと越前出身の方も出られるというふうなことでありますので、本市にゆかりの深い映画であるということでございます。 また、この映画の本編とは別に、県や関係市町の北陸新幹線開業PR動画を制作しまして、この映画の上映の冒頭に放映されるということを予定されているということであります。 こういったことから、この映画を通しまして本市の魅力を広く全国にPRをされまして、また新幹線越前たけふ駅の認知度向上とか、今後のロケツーリズムの誘致への期待、そういった効果が見込めるということでありますので、今回予算計上させていただいたというところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 北陸新幹線敦賀延伸開業に向けまして、盛り上げていこうという気持ちがただいまのお答えで伝わってきたところですが、最後にお聞きしたいんですが、この補助事業を通じてどういった効果を期待されているのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 機運醸成、盛り上げるということであります。 北陸新幹線開業につきましては、駅名の決定や駅舎の建設等により、認知度は徐々に高まってきてるのかなというふうに考えてるところであります。新幹線開業の効果を最大化するためでありますけれども、今後新幹線や道の駅に対しての興味関心を喚起させていくってことが今後のさらなる機運醸成を図っていくということにつながって、そういった取組が大変重要かなというふうに考えているところでございます。 今申し上げた、今回令和4年度に行うそういった機運醸成事業を実施することで、市民の期待感、そして熱量をさらに増大、増幅させるということも考えながら、本事業を通しまして本市の魅力を県内外に大きくアピールしていきたい、そして地域の活性化、観光消費額の増大につなげていきたい、そういうふうに考えているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 山田市長も地域ブランディングというふうに提案されてることもありますので、こういったイベントを通じましてしっかりこの越前市のPRをしていただきたいなというふうに思いますので、このイベントを成功に向けてどうかしっかり頑張っていただきたいというふうに思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) よろしくお願いいたします。 予算書で、159ページ、160ページ。予算案の概要書としまして7ページに基づき、質問させていただきます。 予算は、2,663万7,000円ということです。この重点施策として、歴史と文化の魅力創出と発信ということで、令和6年春の北陸新幹線越前たけふ駅開業に向け、本市の伝統的工芸品の露出を増やし、将来の訪問者や消費者の獲得を狙うために地域の宝である伝統的工芸品の知名度向上を図るとあります。 そこで1つ目は、首都圏で伝統的工芸品のPRと本市への誘客を強化するため、ツーリズムEXPOジャパンへの出展とあります。このツーリズムEXPOジャパン参画は初めてかと思いますが、その内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) このイベントにつきましては、旅行業者向けの展示会であるツーリズムEXPOジャパンが9月22日から25日に東京ビッグサイトで開催され、県の観光連盟や和紙組合とともに出展する予定であります。 その出展内容につきましては、首都圏からの誘客、特に修学旅行の誘致をターゲットに市の出展ブースを設置し、和紙組合による紙すきの実演を行いながら、和紙の里で卒業証書ずき体験ができることをPRします。 また、市職員も帯同し、市の伝統産業3産地を中心に本市の魅力をPRしてまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そういうことで、修学旅行客とか、そういうところら辺までもアピールするということですね。 たしか、坂井市のほうで、戸越銀座にアンテナショップを出しております。そこでは、地域との密着性ということで修学旅行客をこちらに誘引するという形も図っておられるとお聞きしております。そういった地に足をついた形のそういうやり方というのもあるかと思いますが、一過性的な展示会とかという形でアピールするというのも有効かと思いますけれども、地に足のついたそういうやり方というのをまた考えていただくといいかなとも思います。 そこで、今までここに参画されてきた自治体の方のこれに対する効果とか、実績とか、そういうのは何か調べておられるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 通常は観光業者向けのイベントでありますので、観光部門が出向いてPRするというのが通常でありますけれども、今回和紙組合と共に生産に関わる、振興する我々どもが出向きながらということでありますので、これまでの経過については分かりませんけれども、しっかりそういった観光業者という最前線の方とお話をしながら、これからの3地区の活性化についても何らかの情報収集があればなというふうに考えているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) しっかりとそういったところら辺も検証していって、これからも活用していただきたいなと思ってます。 このイベントの効果というのをどのように見ているかということを教えていただきたい。お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 今回、特に修学旅行をターゲットにしておるところであります。早い学校では2年前から行程を決めるというふうにお聞きしておりますので、開業2年前の令和4年度から営業活動に取り組みながら、特に首都圏の学生をターゲットに取り組んでいきたいというふうに目指しているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 修学旅行客、これは大切な、若い方が来ていただいてこちらのほうの魅力を感じいただいて、ここに住みたいなとそこまで思えるようなアピールができれば一番いいんですけれども、この空気感って都会と違いますので、特に越前市は盆地というんですか、山に囲まれてて空気もみずみずしい、水もおいしい、魚もおいしいとかというところですので、ぜひともそういう形で修学旅行の若い方をとにかく連れてきていただくというのは非常に大切かと思いますので、頑張っていただきたいと思います。 伝統的工芸品知名度向上事業補助金の創設とありますが、この内容を御説明ください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 伝統産業の事業所が、首都圏において関連する事業所と連携して行うイベント等に係る経費を補助しようとするものであります。 例えば、打刃物とレストランが連携して料理の提供と包丁の切れ味等を体験できるイベントを開催し、シェフや料理に興味のある方に対して越前打刃物をPRするという事業であります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 確かに包丁の切れ味とか、そういうことで非常に越前打刃物も注目されております。たしか木村拓哉ですか、そういう形でかなり人気が上がってきているということでございますので、そういう形で包丁は料理と密接だとかという形のものをきちんとまたアピールしていっていただきたいなと思ってます。 これを創設にするに至った経緯というのがありましたら、教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) これまで、例えば打刃物業者が東京の刃物屋さんに行って販売をするということを継続してきましたけれども、なかなか裾野が広がらないとか、顧客が固定されているというところもありますんで、いろんなイベントに参加したいというところです。 これまで千年未来工藝祭を開催しておりますが、そういったところで広いネットワークが芽生えてきている状況がありますので、そういったものも活用しながら、広い範囲でPR活動なり、販路拡大を図っていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そうですね。都心ですと墨田区とか、あそこら辺も手作りの町というところもございます。そことのコラボとか、また考えれることもいろいろあると思いますので、そういったこともまた視野に入れてやっていただきたいなと思っています。 それでは、ユネスコ無形文化遺産へ越前鳥の子紙の追加登録を目指すとございます。これはぜひ実現してほしいことですが、ただやはりハードルが高いかなと思っております。この見通しはどのようなものでしょうか、教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) この無形遺産登録につきまして、国がユネスコの世界遺産センターに提出する登録暫定リストというのが2年に1回というルールがありまして、国内におきましても伝統的な工芸、芸能、技術があることから、和紙の追加登録の申請にはまだまだ時間がかかるのではないかというふうに県からお聞きしているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) それでは、そういってハードルも高いし、2年に1回ということなんですけれども、今後の予定はどのような形のスケジュールを組んでられるか教えていただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 越前鳥の子を世界的なブランド力と知名度を高めるというところで、引き続き伝統文化の保存と技術の継承が特にこの申請の際必要になるというふうに考えておりますので、そういったところに力を入れたいと。 そういった中で、保存会の活動の拠点が必要であろうということから、今後こういったものについて和紙組合と連携しながら、しっかり検討して先を見据えた対応をしていきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 今、お話ありました保存会活動拠点整備ということで、それの整備を図って、それを基にユネスコ無形文化遺産へ登録を目指すということですね。 これはゼロ予算という形なんですけど、これはそういうふうな見方でよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) こういった状況を一度きちっと整理しながら、地元の方としっかり協議をして、拠点の在り方についてまた一から議論ということでゼロ予算で考えております。 そういった協議が調い次第、また経費を算出しながら、対応を考えていきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そこら辺、しっかりと地元の方との協議も踏まえて進めていただきたいなと思います。4年度はゼロ予算ということで、それ以降また予算が必要になってくるかと理解しました。 それでは、越前和紙を使った建築物模型の世界的コンテスト、世界ペーパーアーキテクト大賞、WPAA2022開催を支援とあります。このイベントもまた初めてかとは思うんですが、内容を御説明ください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 主催であります福井市の民間事業者さんが、建築に携わる人間が減少しているということに危機感をいただいております。この建築を通してまちづくりを担う人材を増やしたいという目的から、紙を原料とした素材で作成した建築物模型、これを募集して優秀作品を選定するというイベントであります。世界の大学生以下の学生や子供たちからの応募受付、最終審査会については6月18日に紙の文化博物館で開催する予定です。 本市としましては、入選作品の本庁舎での展示場所を提供するなど、和紙組合と共にしっかりと支援してまいりたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 和紙を使ってということで、和紙の可能性というんですか、そういうものを最大限、いろいろと工夫されて展示するということで、非常に期待は持っております。 そういう中で、今回このアーキテクト開催ということで、これにつきましてPR活動とか、そういったところというのはどんなふうな形で考えておられるかというのを教えていただければありがたいんですが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) これについては、市としては公営の立場というところでありますんで、PRについては特段今関与するところはございませんけれども、紙博が審査会場でありますので、そういったところでこんなことをやろうとしてるということはPRしていきたいなというふうに思っているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 少し追加で御説明、補足をさせていただきますと、世界ペーパーアーキテクト大賞2022、この事業でありますが、ゼロ予算ということでありますけれども、今これは和紙組合と連携して行っていくというふうな話であります。和紙組合の委託料の中にこういった予算について少し上乗せする中で対応していくという形で考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山田市長。 ◎市長(山田賢一君) せっかくこういう形で民間事業者の方がやっていただいて、越前和紙をPRしていただけるので、この機会は市としても大いに活用させていただいて、一緒に積極的なPRをしたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そうですね。せっかくの機会というんですか、こういうふうな形で和紙は使えるんだとか、和紙の強さとか、これはいろいろな多様性というんですか、可能性をまだまだ秘めていると、そういうところをどういうふうにPRできるかというものを、そういうイベント性も含めてそういうのを企画するとかというのは、民間からのそういう発案も必要だと思いますけれども、せっかく市長のほうでチームをつくってるんですから、そういう形からも生まれるというのも期待はしたいと思います。 今回の知名度向上のためにいろんな施策を実施するということで、私常々、前市長のときにまたいろいろ質問とか、御提案をさせていただいたんですけれども、やはり伝統工芸というのはこの地だけで生まれたものじゃないということで、歴史的な関連性とか、地域性、つながりの中で生まれていると。そういったところでの一つの物語とか、例えば人物でいけば、これは工芸品ではないんですけれども、紫式部は京都と越前市、それから前田利家は金沢と越前市、その関連性、その中で文化が生まれてきてるという、そういう歴史的な人物と物と伝統産業でこういういろいろなものが生まれた、そういうものをしっかりと地に足をつけた形で全国にアピールしてほしいというふうに私は思ってるわけです。 それで、例えば石川県庁の仲よくしてる、それなりの管理職の人間なんですけれども、なかなか福井県のことも知っているんですけれども、越前市の歴史は知らない。もう身近なところの方でも分からない人がいらっしゃるんです。そういったところで、そういうふうないろんな手法はあると思うんですが、私が申し上げたいのは、そういうふうに地域との物語をつくるとか、そういう形でいろんなイベントを考えていくとか、または観光につなげていくとかという形というのを私はぜひとも参考にしていただきたいなと。 市長と初めてお会いしたときに、金沢越前市物語をやりませんかと言ったときに、市長は金沢へ全部こっちの文化を持っていかれたみたいな形で言われたんですけど、それはそれで持っていかれた、それでもいいんです。ただ、これはそういうような形の歴史のつながりというのを、金沢に興味ある人は越前市に行きたいなとか、京都に興味ある人は越前市に行ってみたいなとかという、そういうふうな形のことをもっとPRしてほしい。金沢のほうでも、例えば駅でそういうものをアピールするようなことはできませんとかといって、ある程度進んではきたんですけれども、いかんせんコロナ禍になりまして、そこら辺がうまく進んでないのかなというふうにも思ったりします。 先ほども清水議員からありましたように、インバウンドに3億円の予算を使ってる中で、じゃあこれからの効果をどう見るんだとかということも含めまして、これは海外のお客様に対してもアピールできると思います。そこら辺のことを含めまして、市長、何か御見解はございませんか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山田市長。 ◎市長(山田賢一君) おっしゃるとおりで、金沢の話は金沢文化をつくったのはまさに越前市にあった国府文化がベースになってつくられているのだというふうに大いにアピールしたらいいというふうに思っておりますし、今ほど御提案のあった京都とのつながりもいろいろございますし、あと越前市に直接関係ありませんが、例えば北前船、これは北前船に関連する町が組織をつくって共同でいろんな事業をやっていると、こういった例もありますし、越前和紙の例を言うと恐らくは長崎からオランダに渡ってレンブラントの紙に使われたんじゃないかとか。広がりとかつながりとかというものを生かすということが、これは地域のブランディングの一つの大きなやり方だと思いますので、ぜひそういうふうに進めていきたいなというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 確かに、おっしゃるとおり北前船とかそういうこともございますので、まず文化の流れとかいろいろな流れはあります。 すみません。あまりくどくど言いましてもあれになりますので、もう以上で結構でございますので、ありがとうございました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) よろしくお願いいたします。 4つの事業についてお聞きしたいと思います。 まず、158ページ、中心市街地活性化事業5,038万6,000円についてお聞きしたいと思います。 事業内容、それから今回はかなり特徴のある形にされたと思いますので、その辺を含めて御説明いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 中心市街地活性化事業5,038万6,000円という内容であります。 主な内容について、まず中心市街地活性化推進業務委託料とまちなか商業にぎわい支援業務委託料がございますので、この内容について少し詳しく御説明させていただきますと、まず中心市街地活性化推進業務委託料でありますが、まず1つ目に、中心市街地エリアでの空き家、空き地、空き店舗の調査、そして利用、活用をする。2つ目に、町なか商店の利用、販売促進業務を行う。3つ目に町なかイベントを実施をする。そして、4つ目に中心市街地の回遊性を向上させるというものであります。この委託については、まちづくり武生株式会社に委託するという内容でございます。 そして、この中でもう一つ、新年度特に新しくやりたいというふうに考えてますのが、中心市街地の回遊性を向上させる事業というふうなところで、市と観光協会とまちづくり武生株式会社が連携をして、例えばですがSNSを利用したフォトコンテスト、そういったことを実施する中で、町なかスポットへの誘客促進、またフォトコンテスト、写真投稿による情報発信、そういったものによりまして町なかの回遊性の向上とか市の町なかの魅力のPRをしていきたいというふうに考えているところであります。 もう一つ、まちなか商業にぎわい支援事業委託料というものでありますが、予算書でいうと462万円でありますけれども、これは中心市街地エリアにおいて出店または店舗の改装をすることに対しまして、事業費150万円以上のものを対象として75万円を補助するという補助制度の内容であります。これにつきましても、まちづくり武生株式会社に委託をして事業を推進しようという内容でございます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 継続してやっている事業がたくさんあるということと、新しくまたSNSなど新しい形の事業も始められるということで、とても楽しみだと思うんですけれども、今までやってた事業の効果というのはどのぐらいあったのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 補助金の実績を御紹介させていただくことでよろしいでしょうか。 まず、重点エリア商業活性化補助金につきましては、これは中心市街地で本市が指定する重点エリア内に新築、改修する事業者に対して改修経費2分の1を補助して200万円上限という内容でありますが、令和3年度は3件、そして令和4年度は2件を見込んでいるという状況であります。 今ほど御紹介した商業にぎわい支援事業委託料につきましては、令和3年度は8件の見込み、令和4年度は5件を見込んでいると、そういった中でいろんな形で開業、出店等が継続して行えているということが効果であるというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今の重点エリアの部分に関しては、上のほうの商業活性化支援事業の400万円のことですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 失礼しました。説明が間違ってました。 今申し上げたのは、重点エリアについては商業活性化支援事業878万円のうちの重点エリア商業活性化補助金400万円の説明を効果として併せて御説明してしまいました。すみません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 重点エリアの部分がありますけれども、最初のほうの中心市街地のまちなか商業にぎわい、これとの違い。まちなかも中心市街地ですけれども、さらに重点エリアということはどこかを指定して重点エリアとされているんだと思うんですけれども、重点エリアの範囲はどのぐらいあるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) この重点エリア商業活性化補助金要綱の中で図面をつけてお示ししてますが、今簡単に申し上げますと、市役所から総社に向けての通り、総社前の通り、それから総社からもう少し、昔の有明交番のところとか、総社前の通りです。ごめんなさい、通りの名前が今御答弁できなくて大変恐縮ですが。そして、あと寺町のうるしやさんとか、あの辺のところのエリアを図面を書いて指定をさせていただいていると、そこを特に重点エリアとして200万円という形で補助制度を行っているというところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 分かりました。 本当の重点エリアということで、限定されたところに今商店が何件かお店を出してますけれども、そのことによる誘客というか人の流れというのは出てきてるのでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今町なかにいろんな、例えば若い方が集まる、若い方というとあれですね、ワッフルなんかのお店ができたりして、そのお店の前でたくさんの方というかにぎわっていますし、また寺町のところには複数の店舗が、洋食であったり、おそば屋さんであったり、スパゲッティ屋さんであったり、お総菜屋さんも含めてなんですが、そういったお店が集中してできていることによって多くの方がそこにお見えになってるというふうな効果があるというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 食べ物屋さんに関しては、待ち時間が長いとかという、かなりお客さんが行っているお店もあるようですので、効果はあったのかなと非常に喜んでおります。 それなんですけれども、先ほどまちなか商業にぎわい支援事業についても説明していただきました。その中に、予算書の一番下にあるまちなか賑わい創出支援事業補助金というのがあるんですけれど、この部分に関しても、昨年の予算書の中にはにぎわい支援事業の中に入ってたと思うんです。それが、今回補助金として別個記載された、この理由は何でしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) これまで、議員おっしゃるとおり、まちづくり会社に委託する中でやっていたものを、今回市の補助金として直接行うというふうな形で予算の組替えを少し行ったという内容でありますが、中心市街地区域内のイベントを行う団体に対して支援する業務をこれまでまちづくり武生株式会社に委託していたものを市直営で行うということであります。 その理由でありますが、イベント開催に当たりましては庁舎前ひろばとか武生中央公園、蔵の辻、市や行政の関連施設での開催が多いということから、市がイベント実施者との直接窓口になることで、施設の使用申請の受付業務とか所管部局間での連絡調整の相談業務、また市からの補助支援制度、その手続なんかを連動して実施することによりまして、ワンストップサービスになってイベントをする実施者の方の負担を減らす、直接取りあえず市のほうの窓口でいろんな形で相談いただいて一括して行っていきたい、そういう意味で市が直接やろうというふうな形で、今回内容も少し変更してますが、窓口等について変更したということであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 市直営でやるようになりましたよということは分かりました。 そうすると、先ほど砂田議員が質問をしてました、上のほうの頑張る商業者イベント、これもイベントなんですよね。これとの違いはどのぐらいあるのか、どこが違うのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 頑張るについては、先ほど御紹介した複数店舗でやるというふうな話でありますし、まちなか賑わい創出支援事業補助金というのはイベントの開催を補助するという内容でありまして、30万円を3分の2で補助金を出すということであります。中心市街地エリアの中で実施するイベントについて、市民の方が町のにぎわいを創出するためにイベントをやりたい、庁舎前で何かやりたい、蔵の辻で何かやりたい、そういったことに対する事業補助金として3分の2を補助するという内容であります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) そうすると、先ほどの商業者イベント、にぎわいの補助金をいただいている方が同じような形で賑わい創出支援事業をやる場合には、重複して支援していただけるというふうに取ればよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 補助金について、2つというのはなかなか厳しいのかなというふうに思いますので、先ほどは10以上の事業者で、金額としては大きな金額でありますので、そういった内容とは使い分けといいますか、していただければ十分なのかなと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 分かります。 この庁舎前にキッチンカーが来て、物を売ってたりしたあの辺のイベントだと思うんですけれども、そうすると市外の方でも利用できるというふうに取ればよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 申請の中で、あくまでも越前市内の中心市街地の中のにぎわいを創出するというふうな目的でありますので、そういった形の中で結構かなというふうには考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。
    ◆(安立里美君) となると、市外の方にも情報というのは流されなければいけないのかなと思うんですけれども、その辺も考えていらっしゃるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) これまで、にぎわいづくり課、いろんな方々、市民団体の方々、いろんなネットワーク等々で、例えばあそこでお店を開いたり、お店というか青空市みたいなのを開いたり、ヨガをやったりとか、そういう市民団体といいますか、そういったグループの皆さんとの連携もありますので、SNSを含めて横展開でいろんな形で情報を展開していきたいなというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) よく分かりました。 次なんですけれども、同じ158ページの越前たけふ駅周辺整備推進事業5,249万円。これは、先ほど清水議員が質問をされてましたので内容はよく理解できました。ほとんど事業実施計画書作成に対する戸田建設さんへの委託料じゃないかなと、それは分かったんですけれども、内容は理解できました。それで、もうちょっとお聞きしたいのが、計画書を作るに当たって作成のスケジュールはどのようになっているんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 令和4年度の事業として、令和4年度中に実施計画書の策定を予定をしています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 計画書を策定するに当たり、いろいろ地元のお話とか、それから駅周辺の、今協議会とかありますけれども、その辺に対しての説明とか、それからいろんな交流とかはどうなるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今回の、例えば戸田建設さんが行っていること──ということでよろしいんですよね──については、戸田建設さん自らが取り組んでいる部分といいますか、パートナー企業としてやってるということでありますので、戸田さん自身の負担で、この計画書の中には一切入ってございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 要するに、いろんな説明会とかは戸田さん自身がされるというふうに取ればよろしいんですか。違うでしょ。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) すみません。 地元説明というのは市が行っておりますので、行政として行っているということになります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 駅周辺まちづくり協議会とか地元への説明は、市が出向いていくというふうに取ればよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 市がこれまでも行っておりますし、今後も市が出向いて実施してまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ということは、そこに戸田さんもお入りになって一緒に説明されるというふうに取ればよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) これまでも戸田さんに一緒に同席していただいてますし、今後も一緒に説明してまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) もう一つなんですけれど、先ほどの説明の中にも入れていらっしゃいましたけれども、測量データをつくるとか。それで、高圧の送電線と、それから農業用水のパイプラインとかいろいろ今まで問題になっている部分があると思うんです。特に、関西電力の送電線の下を通ったことあります。すごいんですよ、電波が。歩いている人にも電波が感じられるぐらいすごい送電線の影響はあるんですけれども、そのようなところに関しても、これから戸田さんに全部お願いしてやるというふうに取ればよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 電力の高架とかについて、今現時点では移設ということは想定せずに、今現状の中でどういうふうな開発がいいかというようなところを検討しているというところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 当然大きいお金をかけて移設とかはしないと思うんですけれども、今計画している部分に関してはそれほど大きな影響はないと思うんですけれども、それを避けてやるということは、戸田さんが企業とそれから誘致しているところと、それから地主さんたちと交渉していくというふうに取ればよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 市と戸田がというふうな話になりますが、こういう立地条件ということについては、進出してる企業に対してはしっかりと市が戸田さんと一緒に説明をしていきたいというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) ありがとうございます。 次ですけれど、166ページ。 ○議長(川崎俊之君) 安立議員。次変わりますか。ページ数変わりますか。 ◆(安立里美君) 変わります。 ○議長(川崎俊之君) それなら申し訳ございません。 ここで暫時休憩といたします。 再開は午後1時といたします。       休憩 午前11時57分       再開 午後 0時58分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第9号の区分2に対する安立里美君の質疑を続行いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) お願いいたします。 166ページ、観光推進事業1億6,924万5,000円についてお伺いいたします。 まず、この事業について事業内容をお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 観光推進事業1億6,924万5,000円、特に大きい数字が観光推進業務委託料8,202万5,000円となっています。この事業内容について、少し御説明させていただきたいというふうに思います。 予算の概要の10ページを御覧いただいて、写真とか項目ごとに少し御説明させていただければというふうに思います。 まず、そこの1つ目に北陸新幹線開業に向けて首都圏へのPR強化やインバウンド推進というふうな項目がございます。県の事業など、首都圏で本市の認知度を高める事業と連携したプロモーションとかインバウンド回復に向けて、富裕層のインバウンドに対応するトラベルデザイナー、こういった方を招聘したツアーなどを実施するというふうなところに1,613万円ほどを考えています。 2つ目の体験予約サイトじゃらん、体験施設の割引クーポンの発行というところでありますが、受入れ可能な市内体験施設のじゃらんへの登録支援、そしてじゃらんで利用できる割引クーポンの発行、こういったものを実施していきたい。ここに1,617万円というふうなことで算定をしております。 3つ目に、二次交通対策や団体バスツアーの貸切りバス運行の助成ということでありますが、新幹線利用者や道の駅利用を想定して指定する観光地を一区間500円で乗車できる観光定額タクシーのチケットの発行、また市内で飲食または宿泊した場合、レンタカーの利用者に対して1,000円または3,000円の助成を実施する。そして、団体バスツアーの助成として市内で食事または宿泊した場合に、食事の場合は1人当たり500円、宿泊の場合は1人1,500円の助成と併せ、市内バス事業者の貸切りバスを利用した場合には貸切りバスの運賃の25%、上限3万円、1日ですが。こういったことを助成する、ここに2,733万円。そういった事業内容でございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今の説明の中で、インバウンド事業に関しても入れてますよということなので、前年度はインバウンドに1億4,000万円たしかついてたんですけれども、ここのところに入ったというふうに見ればよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 令和元年度と2年度にかけてインバウンドを行ってきたと。また、令和3年度においては、インバウンド事業ということについては英語観光ガイドの養成事業を実施をしています。令和4年度については、ここのところでインバウンドの事業として、この場所でこの項目のこの委託料の中で行っていきたいというふうに考えているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) インバウンド事業1,000万円を入れてあるというふうに聞いてるんですけど、今の事業の中に入れたということでよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今のこの場所の事業が1,000万円のインバウンド事業ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) この計画なんですけれども、この中にまちなか観光サイト配信計画というのが入ってるんですけれど、そうですよね、360万円。これについてお聞きしたいんですけど、内容についてお願いします。 9ページになると思うんですけれども、予算360万円。これはこの中に入っているんですか。違うの。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) ここは、観光推進事業の中の調査等委託料というのが345万円ありまして、ここで公共サインの計画等について行っていきたいというふうに考えているところであります。 あと少しあるのがアドバイス等いただく場合の謝礼等も若干入って360万円というふうなことになっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) この事業内容と対象地域、対象エリア、この辺を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今、まちなかと味真野、そして五箇地区、そういった3つのエリアについて公共サインの在り方について、令和4年度においてはまずは我々職員が現場を歩いて、今の公共サインがどうなっているかというところも確認をして、具体的な現場調査を行った上で、令和4年度1年間かけて取りあえず調査研究を行っていきたいというふうに考えています。それらを受けて、令和5年度に実施設計を行いまして、6年度以降に具体的なサイン整備の工事に入っていきたいというふうに考えているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) そうなると、今後総合計画を策定する中で連携とかはしていく方向ですよね、違いますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今観光プランを策定するというふうな前提で、令和4年度には作業を行っていきたいと、この観光プランについては、当然計画と連携、連動してというふうな話になっています。その中で、観光プランを策定する中でもこういった公共サインというものについてはいろいろ研究して連動するということになってくると思いますので、一体的に全体的な調整等を図っていくということになると思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) これは今分かりました。 この観光推進事業ですけれども、かなり大きい予算を使ってやってるんです。そうすると効果も出てくるかなというふうに感じるんですけれど、その辺の見通しというのはあるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 令和4年度に向けましては、誘客PT等の提言を受けて、令和3年度と違った事業ということで、先ほど御説明した首都圏でのプロモーションとかトラベルデザイナーを招聘したツアー、そういったことについて首都圏のPR強化やインバウンド事業に予算を厚く計上したというところであります。 また、コロナ対策の経済対策として、引き続き団体バスツアーとかタクシー利用とか、そういったことについてもしっかりと予算づけを行っております。 そういうことでしっかりと誘客につなげていきたい、そういった効果を十分発揮できるというふうにこの事業で考えているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 先ほどの二次交通の部分ですけど、これは前年度からコロナ対策の臨時交付金としていただいた中で事業実施してきたんですけれども、この辺もそうですし体験のじゃらんの部分もですけれども、市民に対しての周知がなかなか行き届いてないなというのを前年度に感じたんですけれど、この辺に対しての対策というのはあるでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) もちろん、県外、首都圏に向かったターゲットというふうな事業についてはそういうことでありますし、またバスツアーなんかについても、コロナが落ち着いたらという前提でありますが県外の方の越前市内への誘客、そういったものを策定しているということで、なかなか越前市内に在住されてる方にはお届けにくかったのかなというふうに思いますので、その辺を含めて、市内外に対してしっかりお伝えしていきたいなというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) とてもいい事業だと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 以上です。ありがとうございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 私のほうは158ページの、先ほど安立議員も質疑をされたので大まかには分かったんですけれども、確認をさせていただきたいのは商業活性化支援事業と中心市街地活性化事業なんです。 この説明の32ページの中で、ウォーカブルなまちづくりという、こういうくくりの中でこういう事業が行われてるんですけれども、まずお聞きをしたいのは商業活性化支援事業、そしてまた中心市街地活性化事業、これを総称してウォーカブルなまちづくりという、こういう構想ということで捉えればよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 最初に、今年度、令和3年度におきまして中心市街地活性化プランというものを改定を行っております。今パブコメが終わって、3月議会で御意見をいただいた上で今年度末に策定予定ということでありますが、プランの中の大きな柱としてウォーカブルなまちづくりということで位置づけているというところであります。 中心市街地を歩いてにぎわいを創出すると、そういう事業として今ここに書いてあります内容として、補助金の内容でありますが、商業活性化支援事業の商業施設を支援する補助金であったり、中活のそういう事業によってにぎわいを創出していきたいというふうな形での、まとめて御紹介をさせていただいたというところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 32ページのここだけ見てますと、ウォーカブルなまちづくりの推進ということで5,916万6,000円の予算がついてるというふうに捉えてしまうんですが、ウォーカブルなまちづくり、いわゆる歩きやすいとか歩きたくなるとか、歩くのが楽しいと、そういった意味合いを持つ、これまで車中心だった町から歩くことが中心の町へと変えていくための一つの戦略として考えていくもんだというふうに思いますし、それから市長は文化資産を大切にされ、これに力を入れて越前市ブランドとして知名度を高めていくというような昨日のブランディングの話もありましたけれども、そういう一連の流れとしてこういうウォーカブルなまちづくりという政策の推進を捉えればよろしいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) そういうことになると思いますが、少し詳しく御説明しますと、中活プランの中でも地域の宝、寺社仏閣、そういったものが越前市にはたくさんある。地域の宝というのは、中心市街地の町なかにたくさんある。そういったところをみんなで歩いて、ブラッシュアップ、磨き上げを行う中でにぎわいを創出していきたいと、その一つの手段として、ワードとしてウォーカブルなまちづくりというふうなところで事業を行っていきたいというふうに考えているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) それで、ウォーカブルなまちづくりの推進の説明の中で、ソフト事業を中心とした施策を実施と、ソフト事業を中心として5,916万円の予算だということで、予算の中身というのは先ほど説明がありましたけれども、ソフト事業を中心とした施策だけではないということですよね、この5,900万円というのは。いかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 先ほどから御説明している新しいお店の改装とか出店、そういったところに出す補助金についてもこの中に入っています。ただ、先ほど申し上げたSNSを使ってフォトコンテストをやってそういう情報発信をすると、そういった中で地域の町なかの宝をPRする、そういったところをソフトというふうなところで表現しているというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 重箱の隅をつつく訳じゃないですけれども、それですとソフト事業を中心とした施策という表現というのは正しいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) これまで、中心市街地活性化計画というふうなものをやってまいりました。これについては、国の補助制度を使ってハード整備を行おうというふうなところから、今回プランというふうな形にしまして、今まで行ってきたハード整備を活用する中で、ソフト面、そういう利用をしてにぎわいを創出しようと、そういう大きな流れの中での説明でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) それで、具体的に新年度においてはウォーカブル、いわゆる歩きたくなる、歩きやすい、歩くのが楽しい、そういうイメージアップのための具体的な策というのは、これまでの積み重ねの上に新年度についてはこういう施策もやってより多くの誘客を推進すると、そういった何か特段のお考えはあるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) まちなかに多くの人に来ていただきたいというふうなことであります。先ほどから何度も説明して申し訳ないですが、今年度、委託料の中で150万円という予算を新規事業として持たせていただきました。市と観光協会とまちづくり武生株式会社が連携をして、まちなかスポットへの誘客促進、写真投影による情報発信、そういったことによりまして町なかの回遊性の向上、市の魅力をPRする、こういったことを特に力を入れてやっていきたい。これがまさしくソフト面での一つの事例ではありますが、そういったことを含めて、あと例えば庁舎前ではいろんなイベントをやっていただくとか、そういったことも含めて行っていきたいというふうに考えているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) それで、確かに昨日も話しましたけどユーチューブなんかを見てますと、まちなかを散策している動画がずっとアップされてまして、私なんか自分の町に住んでいながら、こういうところもあるんやな、こんなところに行ったことないな、こんな建物は見たことないなというのも結構あるんですが、こういった歩いて楽しいよ、こういうものもあるんだよというのを発信するというのは、昨日の発信のところにつながっていくという形になるんですか、知らせていくというのは。うなずいておられるんで、そういうことだろうと思いますので。 このことも含めて歩いていただく。私も歩いたことあるんです。ただ、かなりの距離になりますんで、高齢者の方々、自分もですけれども、なかなか大変だろうなというふうに思いますので、例えば無料で休憩できるところなんかも多分あるんだろうと思うんですけど、適時そういうのも設置していただきながら、高齢者から若い方、子供さんまで歩いて楽しめる、そしてまたそれをネットで配信していただく方もこの間増えてきてますんで、そういうのがどんどん出てくるような、そういう仕組みをぜひつくっていただきたい。 昨日のこととも関連して、その辺の決意を市長、いかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山田市長。 ◎市長(山田賢一君) 地域が活性化するためにはたくさんの人に来ていただいて、市民も含めてですけれども、にぎわいをつくることがまた商業の活性化にもなりますので、多くの人に来てもらうための手だて、幾つか御提案がありましたけれども、そういったものを取り入れながらこの事業をやっていくという考えで進めたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 市長の思われる宝の町を大切にしていくし、越前市としてのブランドを高めていくということは大変私も同感でありまして、いまだに武生という、そういう地名で知られていることのほうが多いんです、残念ながら。越前というとどうしても越前町に負けます。その点では、越前市という知名度を、ブランド力を高めていただけるようにぜひ頑張っていただきたいと思います。 終わります。 ○議長(川崎俊之君) 議案第9号の区分2に対する質疑を終了いたします。 ここで暫時休憩いたします。 再開は午後1時25分といたします。        休憩 午後1時18分        再開 午後1時24分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第9号の区分3、歳出第8款土木費から第14款予備費まで及び継続費から歳出予算の流用までの質疑を行います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。
    ◆(橋本弥登志君) お願いします。 予算書169から174におきまして、道路橋梁費、河川費において単独の工事費等が増額されたことについては御配慮いただいたということで感謝を申し上げたいと思いますが、これで全てが終わったわけでないのかなと思いますが、今後ともきめ細かい継続した対応をお願いしたいと思います。 これで要望が全部もう終わったということではないですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 多様化する市民ニーズに対応するために、現場状況を的確に把握しながら市民の御要望にお応えするため、来年度以降も予算を確保しながら社会基盤の強化に向けて取り組んでまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 今後とも、市民と共に、意見を聞きながらよろしくお願いしたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 私のほうからは、予算書172ページ、道路除雪対策事業の中の174ページの除雪オペレータ育成支援補助金140万円について内容の説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 除雪オペレータ育成支援補助金、この事業内容につきましては、除雪機械の運転に必要となる大型特殊免許の取得費用及び技能講習に係る費用の2分の1を補助するもので、1名当たり7万円を上限としています。 本市におきましては、除雪オペレーターの高齢化や担い手不足に対応するため、令和4年度予算には20名分を計上いたしました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 免許を取得するときの費用の補助金ということで、この名前には育成支援補助金というふうに書いてありましたので、どういうふうな育成の支援をするのかなと思っていたんですが、実際にオペレーター不足と言われていますが、現場の声というのはどのように聞いていますか、お教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 現場の声というのは、1人でやられてる方については非常につらいというふうな、連続した作業はつらくなるというふうなことを申されてますが、本市の本年度の除雪作業に従事するオペレーターの数でございますが、402名いらっしゃいます。これは市に登録されてる方でございますが、たまたま今年度は新規参入業者が8社ございました。それによりまして、昨年度より49名増加をしています。 今年度は増加をいたしましたが、近年はほぼ横ばいの状況で高齢化や担い手不足が進んでいるというようなことから、先ほど申し上げました除雪オペレータ育成補助金を創設することで、今後の人数を確保していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。よろしくお願いします。 加えて、除雪作業においてここ3年間ぐらいGPSを除雪機に取り付けて試運転を行ってきたというふうに思いますが、その部分について今後除雪作業ではどのように生かされていくのかお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 平成30年度より令和2年度までGPSを試験導入いたしまして、幹線道路を除雪する除雪車10台に搭載をいたしました。 今後、GPSを活用することで除雪車の位置情報や除雪の進捗状況の確認ができるため、除雪作業が遅れている事業者への対応や市民からの除雪に対する問合せにも適切に対応ができると考えています。また、効率的な除雪を行うための除雪工区の見直しにも活用できるものというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 今10台ということですが、今後ほかの除雪機械にも広げていくという計画はありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 令和4年度当初予算計上額につきましては、除雪作業に従事する221台全ての除雪機械にGPSを設置する費用でございます。市が対応する除雪機械44台、除雪委託業者が所有する177台に搭載を予定しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。ありがとうございます。 続きまして、予算書180ページ、3の住宅支援事業の新住宅取得推進事業補助金9,300万円について、まず簡単に事業説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 住宅関係の予算でございますが、住宅取得に係る費用でありましたり、それから従業員用の共同住宅の支援でありましたり、空き家の利活用に伴うリフォームの支援、それから緊急の共同住宅の整備に係る補助金などを計上しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 全体的に紹介していただきましたが、私は新住宅取得支援事業補助金の部分が聞きたかったんですが、この部分は補正でも追加補正しておりますし、大分こういったコロナ禍の状況でも住宅を取得する人が増えてきていると思うんですが、そういった状況は加味して今回予算のほうを組まれたんでしょうか。最後にお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 新住宅取得推進事業につきましては、今御紹介ございましたように2年間続けて増額補正をさせていただきました。そういった継続して住宅取得の機運が高く続いているというふうなものを反映して、令和4年度当初予算につきましては150件分ということで、おおむね1年間分を計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今の款8土木費について一点だけお聞きしたいと思います。 170ページ、単独道路維持改修事業ですが、先ほど橋本議員のほうからも触れたので重複する部分は答弁としたら割愛いただいてもいいんですが、まず3億479万3,000円の中の特に道路維持改修工事費1億7,000万円について少し説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 道路維持改修工事費でございますが、こちらは地元の御要望、それから道路パトロール等で発見されました道路施設等の破損箇所の補修や危険箇所の改修をする費用となっております。 主な工事内容といたしましては、通学路における歩行空間確保のための側溝改修であったり、円滑な車両通行を確保するための舗装の改修、また水路への転落防止のための防護柵設置など市民生活に密接している道路施設の維持改修工事を行うものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 1億7,000万円というのは、恐らく合併以降かなり頑張っていただいたというか、これまでの予算に比べると十分な確保をいただいたなと、恐らく市民の皆さんも随分助けられるんだろうなと思いますが、平成30年の大雪以降、道路事情が非常に悪くなってまして、今も雪の下というか雪のちょっと溶けたところでがっと大きな穴の空いたところもありますので、かなり改修が必要だと、かといって一度にはできないというのも十分理解できるわけで、今説明いただきましたが、今回大幅にアップいただいたことで地域のニーズにどの程度応えていただけるのかお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 道路または河川施設など社会基盤の老朽化が進行いたしまして、地元からの修繕要望も増加をしているというようなことから、それらに対応するため、令和3年度より5,460万円増額し、当初予算に計上させていただきました。 今後も、老朽化や修繕に対応していくために計画的に予算計上を行っていきながら、今後も継続的に予算計上して市民や地域のニーズにお応えできるように努めてまいりたいと思っています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) どういったところに重点に置きたいという趣旨は十分理解させていただきました。 今後も計画的にというところで、このレベルの予算を確保しながら何か年計画という、そういう具体的な計画はあるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 具体的な計画というものは持ち合わせてはおりませんけれども、それぞれ例年御要望等いただいておりますので、そういった中から先ほども申し上げましたが通学路合同点検で指摘されている通学路の危険箇所であったり、過去に事故が発生した場所であったり、緊急性の高い補修箇所、こういったものに早期に対応するような予算の要求をしていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) よく分かりました。 要するに、緊急性が高いというのは放置しておくと事故を起こしやすいとか、人命に関わるとか、子供たちの通学に支障を来すということであろうと思うんですが、そういったところの調査をしっかりいただいて、そして情報収集しながら迅速な対応を期待しております。よろしくお願いします。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) お願いいたします。 ページ186の款10教育費の項1教育総務費、目3教育指導費の説明7の6,022万3,000円の事業内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 外国人児童・生徒支援事業の内容でございますけれども、6,022万3,000円の内容ですが、主に外国人児童・生徒の授業、学校生活を支援する会計年度任用職員、パートタイムとフルタイム職員の人件費5,978万8,000円です。具体的には、日本語初期指導員、日本語基礎指導員、アクセスワーカー、外国人児童・生徒対応支援員の実人数の17名でございます。 来年度より、外国人児童・生徒対応支援員を2名増加する予定でございます。そのほかに、会議や出張等の旅費7万8,000円、また外国語翻訳機器に係るインターネット通信回線費35万7,000円となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) ありがとうございます。 では、令和4年度の全体の支援員の人数と支援内容を教えていただけますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 全体の人数でございますが、28名でございます。 今申し上げました17名ですけれども、まず外国人児童・生徒対応支援員が4名、それから日本語初期指導員が3名、日本語基礎指導員が7名、アクセスワーカー3名で17名と、それから教材作成、通訳などの補助に当たります学校運営支援員2名、それから県費によります外国人児童・生徒が多く在籍する学校に配置される日本語加配教員、これが6名、それから企業支援によりますアクセスワーカー3名で28名となります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) ありがとうございます。 新たに外国人児童・生徒対応支援員が1組2人増えて、この支援内容は教員免許を持っている職員とポルトガル語の通訳が2人1組で子供の転入先の学校に出向いて日本語のレベルに合わせて把握して支援体制を調整したりするというふうにお伺いしてます。 そのほかに、今答弁ありました日本語初期指導員が3人、これは5校を巡回して子供たちのレベルに合わせて取り出しの個人授業をしてると。そして、日本語基礎指導員7人、これは5校に配置して必要に応じて付添い指導をしていると、教室で。そして、アクセスワーカーがこれは文章やお便り、保護者への通訳をされるということで、3人プラス企業支援のアクセスワーカーとで全部で6人。そのほかに学校運営支援員、さきに言いましたその方と、県費での日本語加配教員が6人ということで28人、新年度は28人体制ということですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) そうです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) ということで、転入先の学校に出向いて子供たちの日本語のレベルを把握して、支援体制を調整する外国人児童・生徒対応支援員が1組2人増員されるということですが、このことで教育委員会として期待されること、改善されることは何だというふうにお考えでしょうか。どのようなことが改善されると思ってらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 議員御紹介ありましたように、増員予定の外国人児童・生徒対応支援員でございますけれども、市で教育を受けることになった児童・生徒の言語レベルを判断しまして、今後の初期指導につなげるための重要な調整を行っているところでございます。 教員免許を持っている教員とその通訳の2人1組のペアで現在巡回をしておりますが、近年多国籍化、それからまた低年齢化してございますので、より多くの学校の支援体制を整えるために増員をしましたし、非常に効果があるというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 今まで1組が2組になったということで、それなりの効果はあるんだろうなというふうに思いますが、先日1月18日に開催されました教育総合会議で、教育委員の方々から支援スタッフの充実を求める声が相次いだというふうに聞いています。私は、今回の2人1組の増員だけではまだまだ不十分ではないかというふうに思ってます。 2月1日現在ですけれども、小学校に152人、中学校に75人の該当生徒がいらっしゃいます。合計で227人が在籍してるということになります。そして、転入段階で全く日本語を話せない児童・生徒の割合が66.7%で、2年間で8.6%増えたというふうに聞いてます。 また、低学年児童も増えていると、そういう現実に対応するのはこれではまだ難しいのではないかなというふうに思います。私は、これを抜本的に考えるときに来ているんではないかなというふうに思います。外国人児童・生徒の日本語支援を抜本的に考える必要があるんではないかなというふうに思ってます。 この件については、また一般質問でお願いしたいと思いますが、今後も今のシステムで外国人児童・生徒の日本語支援に当たるのであれば、さらなる支援スタッフの充実が必要だというふうに思います。越前市子ども条例にも外国人児童・生徒の日本語支援についてしっかり明記されています。実態に合ったしっかりした対応を望みたいと思います。いかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 澤崎教育長。 ◎教育長(澤崎秀之君) 今御指摘いただいた重要性については、教育委員会としてもそのように同様に認識をしております。 制度の運用であったり、今後の支援体制をどのように構築していくかということについては、一つ大きなポイントがあるように思っております。他県への視察であったり、他の自治体が日本語教育についてどんなシステムを取ってるかというのは、本市の教育委員会でもいろいろと研究をさせていただきました。ただ、本市の状況として一つ明るい材料としましては、本市で教育を受けた子供たちが、その後高校教育であったりとか、大学であったりとか地域の企業等にお勤めしていく中で、地域の中になじんでいかれてるというところが一番大きな部分ですので、この部分を大切にして支援体制についても今後考えていきたいなというふうに思っております。 以上です。(大久保惠子君「了解しました。以上です。」と呼ぶ) ○議長(川崎俊之君) ここで暫時休憩いたします。 再開は午後1時50分といたします。        休憩 午後1時43分        再開 午後1時47分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第9号の区分3に対する質疑を続行します。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。 ◆(小玉俊一君) 192ページの款、教育振興費の水泳学習委託料1,473万5,000円についてお聞きいたします。 まず、水泳学習委託料の内訳についてお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 水泳学習委託料1,473万5,000円の内訳でございますが、家久スポーツ公園温水プールで実施をします武生東小学校の委託料189万8,000円と武生中央公園温水プールで実施をいたします6校、武生西、大虫、坂口、味真野、白山、花筐、この6つの小学校の委託料1,283万7,000円でございます。この委託料の中には移動手段のバス代を含んでおります。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。 ◆(小玉俊一君) 昨年の水泳学習委託料は136万円で、東小学校の家久温水プール水泳授業1校のみの予算でした。今事務局長が言われましたとおり、今回校下の6校が追加されておりまして、武生中央公園温水プールで水泳する小学校が増えてきております。 今回、武生西、坂口については選考は十分理解できるわけでございますが、残りの4校、大虫、味真野、花筐、白山と、これはどのような基準で選考されたのかお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) プール本体やろ過装置の老朽化の高い順でございます。 昨年6月に調査をいたしまして、プール本体、ろ過装置の老朽化がございましたので、その高い順で学校を選ばせていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。 ◆(小玉俊一君) ちなみに、私が卒業しました小学校のプールは平成5年に竣工したと、こう思っておりまして、約30年経過しているということでお聞きしております。 既存の小学校の野外プールの授業は、文科省の学習指導要領にのっとり年間10時間とされておりまして、今回5こまの水泳授業でございますので、郡部の小学校の学年別に5回の水泳授業を行う、このような理解でよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) そうでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。 ◆(小玉俊一君) 送迎も含めて5こまの授業を学級別に行うと、このように理解をいたしました。 通常6月ぐらいから夏休みが始まる7月の中頃までに小学校はプール授業を実施していると思いますが、今回室内温水プールでございますので、授業実施の時期はいつでもいいわけでございますが、いつ頃、大体どういうふうな形でされるのかお尋ねいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 5月から10月の期間で、この6校の水泳授業を実施いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。 ◆(小玉俊一君) 5月から10月の間に実施すると。ということは、夏休みも入るわけですか、再度お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) この委託をします6校でございますが、夏休み期間は使用いたしません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。 ◆(小玉俊一君) それでは、今年、令和4年から実施されるということでお聞きしておるわけでございますが、保護者の方々への説明は、この予算が議決されれば実施される予定となっているのでしょうか、お聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 学校のほうから保護者に対して説明をさせていただく予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。 ◆(小玉俊一君) 室内温水プールの水泳学習をする小学校の生徒は、自分たちの小学校のプールを使用しないと、こういうように理解してよろしいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 先ほども御説明させていただいたように、まずプール本体がろ過装置やそういった老朽化していることで使用できないために6校委託するものでございますので、使用はいたしません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。 ◆(小玉俊一君) 保護者の説明会で、保護者のほうから他校との比較、夏休みのプールは自分たちの小学校は遊べないと、そのようなことになるときには、例えば自分たちのお子さんは夏休みに自分たちの小学校のプールを利用できないわけですから、何か代替措置をしてくれと、言うてみれば温水プールの利用回数券でも出してくれと、こういうような御要望が出た折には、そのようなことを検討してることもおありになるのかどうか、お聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 事業者とも、その件につきまして検討しております。配付をする予定でおります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。
    ◆(小玉俊一君) 水泳授業は、令和5年以降も対象拡大の方向で検討されていると、このようなことでございます。 今回、中央公園の温水プール並びに家久温水プールの両方、ちなみに家久の温水プールは建設が昭和59年と記憶しておりますが、相当年数がたってると、このように思っておりますが、今後これから拡大していくということにおいて、小学校の水泳授業はこの両方の施設を利用するおつもりなのか、そこをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 小学校のプールの授業でございますけれども、方向性といたしましては全校委託を考えておりますが、令和5年度以降につきましては、まず令和4年度の実施状況や成果を確認し判断していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小玉俊一君。 ◆(小玉俊一君) では最後に、気候変動で最近野外のプールの使用が困難になっていると、夏休みのプールの使用が1回か2回しか利用できなかったと、このようなことを保護者のほうからも私のほうもお聞きしております。 今回の小学校の水泳学習は、民間の室内温水プールを利用されることにより、子供の人口減少を迎えて、また教育施設の公共施設管理計画を進める上においても、私は高く評価をしております。 以前に一般質問した折にも申し上げましたが、都市部では水泳授業は民間の温水プールを利用してるのもたくさんおありになるというように聞いております。今後とも保護者の理解を得ながら、この事業を着実に進めていただくことを希望しております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 218ページでございます。 スポーツ施設管理運営事業の備品購入費でございます。 この備品購入費の1,050万円の内訳について内容をお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 主に、武生中央公園温水プールのスターティングブロック、飛び込み台の購入費用で、975万7,000円を見込んでおります。 これは、スポーツ振興くじtoto──補助率5分の4なんですけれども──の助成を受けて購入する予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 今小玉議員からも質問が出ました、新しくできる温水プールのスターティングブロックという飛び込み台のことだろうと思うんですけれども、これの費用ということでございますが、これは何台購入するのかというのはお分かりですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 8レーンございますので、8台だと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 8台で975万7,000円という金額ということで、1台100万円以上ということになるんでしょうけれども、私はどういうもんなんかというのははっきり分かっているわけではありませんので、なかなかそれなりの金額やなと思って聞いとったわけであります。 私の愛用する軽トラックよりも高いなと思いながら聞いとったわけでありますけれども、そういう備品購入ということについては、今後の温水プールの市民に対する健康であるとか、また生きがいであるとか、憩いの場であるとか、そういったことを含めて、競技会ということにもつながっていくのかもしれませんけれども、そういった中では必要なものというふうな認識、理解をするところでありますけれども、実際そういった備品につきましては、今オープンをするわけでありますので、それまでに購入すべきものではないかというふうに感じるところであります。3月いっぱいで購入をして、4月から使えるものというような認識を持つわけでありますけれども、なぜゆえ新年度の予算ということになるのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) このスターティングブロックでございますが、高額な備品となりますので、スポーツ振興くじ、この助成を受けて購入したいと考えております。 今年度でございますが、この助成を受けまして温水プールのレーンロープを購入をいたしました。このスポーツ振興くじございますが、1年に1品目という対象となっております。本予算をお認めいただいた後、新年度速やかに購入したいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 年度を分けることによって有利な補助制度、こういったことをしっかり活用していくということの答弁だったと思うわけでありますけれども、必要不可欠というようなことでの購入かと思うわけでありますけれども、このスターティングブロックを購入する目的ということになりますと、大会を開催をするということになるんだろうなというふうに思います。実際には、そういった大会もぜひ開催をしていってほしいなというふうに思うわけでありますけれども、購入する目的、これについてお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 今議員おっしゃいましたように、大会等を開催する場合にこのスターティングブロックを設置をいたします。このスターティングブロックでございますけれども、本プールの運用においては常設をいたしません。勝手に飛び込むと大変危険なために、大会等の開催や指導者のもとの飛び込み練習をする場合などに使用したいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) このスターティングブロックというのは、日頃というか常設はしないということの説明であります。 大会のときに設置して大会を行うということだろうと思うんですけれども、その大会についてお聞きをするわけですけれども、実際には大会を開催するに当たっては専門機関といいますか、公認を取らなければならないというふうに思います。近いところでは、東運動公園の陸上競技場なんかも2種であるとか3種であるとかというようなことで必要な予算がこの議会の中でも議論されたわけでありますけれども、実際にはオリンピックなんかを見てますと50メータープールで大会をやられてるというのが私らが目にするところでもありますし、これまでも50メーターのプールがあった中でいろんな大会等がやられておったのかなと思います。実際、25メーターでの大会というのは私らなじみが薄いかなと感じるところがあるんですけれども、その辺についてはどのような方向性というんですか、どのような御認識なんかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 公認は取得はしておりませんけれども、市民体育大会等の一般的な大会や記録会は開催ができます。本プールは、水泳協会からも要望を受けまして県大会レベル、3種の公認を取得可能な施工となっております。 しかしながら、公認取得には大変高額な費用がかかるため、将来本市から全国レベルの選手が多数育成されるなど必要性が高まった段階で検討するということで協会の了承を得ているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 市民大会等や一般的な大会、記録会は開催ができるということでございますので、ぜひ市民大会等には多くの方の参加も募っていただきながら、本市の水泳人口の増であるとか水泳の競技のレベルを向上させていってほしいなというふうにも思うところであります。 そういった中では、水泳協会との連携であるとか協調という、そういったことが重要かなというふうにも思うわけであります。今後、水泳協会との連携についてはどのようなお考えなのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 今説明させていただきましたように水泳協会の公認取得の要望を実現するためにも、今後水泳の魅力発信や有能な選手の発掘また育成の推進に向けまして、水泳協会や指定管理者との連携を強化してまいりたいと考えております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 民間ではございますけれども、越前市にもスイミングスクールがありまして、小さい子供さんから年齢の少し高い人も水泳をしている姿を見ることはいろいろあるわけですけれども、そういった方々や部活がない中学校に、水泳部というのは非常になくなってきてるんで、そういったところでずっと競技を続けながら大会に出てるというような話も聞くわけであります。そういったところとも連携をする、それから水泳協会ともいろいろ連携をしていただいて、しっかり水泳人口の確保であるとか増員であるとか、またレベルの向上についても市とも連携をしながらしっかり進めていってほしいなと思うんですけれども、それに対する認識があればお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 今議員申されましたように、水泳の魅力発信や有能な選手、そういったことに向けて水泳協会、ほかの団体とも連携して強化してまいります。 ○議長(川崎俊之君) よろしいですか。(川崎悟司君「はい。」と呼ぶ) 以上で議案第9号の区分3に対する質疑を終了いたします。 以上をもって本案に対する質疑を終結いたします。 本案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分についてはお手元に配付いたしてあります予算付託表のとおりであります。  ================ △日程第2 議案第10号 ~ 日程第7 議案第15号 ○議長(川崎俊之君) 日程第14議案第10号令和4年度越前市国民健康保険特別会計予算から日程第19議案第15号令和4年度越前市下水道事業会計予算までの6案を一括して議題といたします。 本6案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) それでは、お願いします。 予算説明書の311ページになります。 議案第13号令和4年度越前市水道事業会計予算の部分であります。 資本的支出の原浄水施設拡張費というところで、工事請負費が1億4,366万円ですか、この内訳といいますか、内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 拡張費の工事請負費に計上しました1億4,366万円につきましては、白山簡易水道統合におけます送水施設の整備費でございまして、広瀬町地係に整備します送水ポンプ場の造成に係る土木工事費でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 今白山の簡易水道の統合に係るというところでありますが、この統合についての内容といいますか、経過が分かりましたらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 白山簡易水道統合事業の概要でございますが、白山地区へ上水道区域から水道水を送水する設備を整備し、水道水の安定供給を図るものでございます。 整備内容につきましては、広瀬町ひばりが丘の配水区域から白山配水池に送水する送水管と送水ポンプを整備するものでございます。 これまでの経過につきましては、平成18年度から白山地区の簡易水道事業を上水道に経営統合しまして、上水道の料金を適用した上で必要な送水施設の整備に着手しているところでございます。 現在は、吉野瀬川ダム整備に伴います付替県道武生米ノ線の改良に併せまして送水管の布設が終わっており、今年度は送水ポンプ場整備に必要な用地を取得したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) その内容といいますか、統合した場合のメリットとか、こういうことがあるからこういう統合の計画になっていたということがありましたらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 簡易水道統合に関しますメリットにつきましては、安全・安心な水道水の供給というところで今県水を購入しておりますけれども、県水の安全な水質の水を送水するということでございます。また、水道施設の一元管理というところもできるというところで、そういったところをメリットとして考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 平成18年に経営統合がされたというところからの経過があるんかなと思っておりますが、かなりの年月がたっていて、しっかりと地元の方がどこまで理解してるかというのがよく分からないところでありますが、以前の地域の要望でこういう方向になったかなというふうに思っておりますが、この辺の経過等、計画等について地元にお知らせするという予定はありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) これまでも、一部白山地区のほうにおきまして送水管整備を行っておりまして、その都度地元に説明しながらやっていたというところで確認しておりますけれども、今後も引き続き目に見えて送水ポンプ場の建設とか整備を進めていきますので、地区なり町内なりに説明をしていく考えでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) そういった説明については丁寧にお願いしたいと思います。 ということになりますと、県水を購入して市水が大塩町の配水池のほうから送られていくのかなと思いますが、そうなった場合には今現在の千合谷町というところで取水をした原水が地区内には市水として行き渡ってるんですが、それがもう解雷ケ清水という、俗に言う、俗に言うじゃないですけど福井県のおいしい水何十選に入っている、結構おいしい水なんですけど、そこがもう原水でなくなるということですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 今議員御紹介のとおり、統合が完成した場合には解雷ケ清水の水源を使用せずに上水道の区域からの送水ということに切り替わることになります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) となると、解雷ケ清水の水については地元のほうで利活用ができるということで考えればいいということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 現在も解雷ケ清水の場所に行きますと、当然ながら市の水源としての取水している管もございますが、そこで地元の方なりに取水できるような、水がくめるような状況にも整備してありますので、そういった機能をそのまま残しながらというところになりますので、あくまでも水道水の水源としての活用が終わるというところでございまして、福井の名水というところでの位置づけは変わることはありませんので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) そういうようなことも含めて、地元のほうに説明をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 本6案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分については予算付託表のとおりであります。  ================ ○議長(川崎俊之君) 本日はこれをもって散会いたします。 次会は28日午前10時から再開いたします。        散会 午後2時15分...